2024年3月度、各指数の単複成績を振り返る!
2月度が苦しい成績となり、巻き返しを期待した3月度。
各指数どのような成績だったのか、振り返っていきます。
まずは総合偏差値・GPE指数・最終評価、アンサンブル競馬予想の主要3指数の単複成績を見ていきます!
■総合偏差値
■GPE指数
■最終評価
総合偏差値は回収率が伸びませんでしたが、GPE指数の◎・最終評価の軸候補は好成績でした。
それぞれを軸に据えることで、馬券成績アップが見込める水準の単複回収率。
そこをどのように馬券へ落とし込んでいくか?
ここがポイントとなります。
BOOKERS配信馬・3月度の成績
では続いて、BOOKERS配信馬・3月度の成績を見ていきます。
下記の条件に当てはまる馬が、BOOKERSで配信している軸馬リストに入ります。
・波乱度が”大荒”以外のレースが対象
・推奨度が2以上のレースが対象
・上記対象レースにおいて、最終評価が”軸候補”となった馬
3月度の成績は以下の通り。
単勝回収率が伸びませんでしたが、複勝回収率は100%超えとなりました。
また好走率も高く、軸馬としての役割は果たしてくれました。
BOOKERS配信馬・基準オッズごとの単複成績
では続いて、BOOKERS配信馬を基準オッズ別に見た成績に触れます。
アンサンブル競馬予想では、以下のように各馬の基準オッズを配信しています。
例えば実オッズで「単勝5倍以上の馬を狙う」などと馬券戦略を組み立てても、締め切り後のオッズ変動が激しく、単勝5倍以上の馬だけを正確に拾っていくのは非常に困難です。
しかし、基準オッズは開催前日に算出・掲載しています。
このため、「基準オッズ5倍以上の馬を狙う」という馬券戦略は正確に行う事が出来ます。
その基準オッズごとに分けた、BOOKERS配信馬の単複成績が下記。
この結果を見ると、基準オッズの低い馬(=人気馬)は軸として十分な成績と言えます。
しかし基準オッズ5倍以上の馬の勝利りがあと一歩足りず、単勝回収率が伸びなかった形です。
それでも平均的回収率は超えており、単勝回収率の回復を4月度に期待したいです。
具体的な馬券選択のための「買い目フォーメーション」
今年1月に具体的な買い目選びを可能にする、以下のような買い目フォーメーション機能を実装しました。
予測や指数の活用は、最終的に「回収率がプラスになる買い目を選べるかどうか」が焦点になります。
アンサンブル競馬予想では性質の異なる指数をさまざま算出・配信していますが、その分最終的にどう買い目を選んだら良いのか分かりにくくなっていた側面もあったかと思います。
それを解決し、恒常的なプラス回収率を実現するための仕組みとして、買い目フォーメーションを実装しました。
買い目フォーメーション「複」への流しに好成績の兆し
買い目フォーメーションは改善の余地が多く残っている状態ですが、現時点でも少し好成績の兆しが見えつつあります。
ポイントは「複」の欄に印がある馬。
仮にBOOKERS配信馬を軸として流す場合、複に印のある全馬を相手にすると点数が多くなります。
しかし、先週までの成績はある程度安定したものになっています。
BOOKERS配信馬から「複」への流し
以下はBOOKERS配信馬を軸とし、複の欄に印がある馬へ流した3月度の成績です。
※馬単 , 3連単は軸馬を1着付けにした成績のみを記載
オッズやその他の要素を一切考慮していないので、各券種かなりの多点数になっています。
それでも回収率は上々、特にBOOKERS配信馬を1着付けにした馬単の回収率が好成績です。
買い目フォーメーションのブラッシュアップ、そして4月度の上昇を期待
買い目フォーメーション、複の該当馬を相手にした馬券戦略には光明が見え始めました。
しかし、「連」の該当馬を相手にした買い目はそれに見劣りする成績でした。
この辺り含め改善が必要ではありますが、プラス回収率になる買い目を抽出できるレベルまで行ければ、馬券成績の上昇に直結するはずです。
またBOOKERS配信馬の単勝成績もやや復調の兆しが見えています。
4月度、これらの上昇を一層期待しつつ精度向上に取り組んでいきます!