このブログのコンセプト

当サイトのコンセプトは「統計によって競馬を投資に変える」です。

競馬予想について

ゼロサムゲームの競馬において、投資競馬を実行するためには他の馬券購入者を出し抜かないといけません。

つまり、「他の馬券購入者とは異なる馬券の買い方をしないと収支はプラスにならない」ということです。

巷には様々な競馬予想で溢れており、基本的には予想印や推奨買い目という形で予想されているのではないでしょうか。

とくに予想家の推奨買い目に全乗りするということは上記の他の馬券購入者と同じことをしているため、収支はプラスにならないでしょう。

このブログで公開している競馬予想は、他の予想とは異なり「予想勝率・オッズ」を統計により算出し、実際のオッズと比較しながらご自身で買い目を選択してもらうという形式を取っています。

そのため、他の馬券購入者はと異なるオリジナリティある買い目を作ることができ、回収率アップに結びつくはずです。

競馬予想のプロは自分の予想によって導き出したオッズと実際のオッズを比較し、期待値の高い馬を探すという作業を行っております。

私の予想の利用は難しいところがあるかもしれませんが、予想オッズを参照していただくことで、初心者でも比較的簡単にプロ顔負けの予想法を実践することが可能です。

また、過大人気・過小人気となっている理由を考察することで自信の予想力・馬券力アップにも結びつきます。

データ分析コラムについて

競馬には、多くのデータ分析コラムがネット上で公開されています。

皆さんも、「過去のデータ・傾向からこの馬は来ない」というコラムを読み、その馬をヒモから外したところガッツリ馬券内に絡んできたって経験はないでしょうか?

たしかに、過去のデータによる消去法によって予想の精度は多少上がりますが、ネット上で公開されているデータ分析コラムには統計的な誤りが含まれているものが多いです。

その要因としては、

  • データ分析から得られた関係性に理論がない。
  • 適切な統計的解釈ができていないため、確率的に偶然起こることに関係性を見いだしている。
  • 分析に必要なサンプル数が足りていない。

などが上げられます。例えば、ジャパンカップ(G1)の枠順について、過去10年間の1枠の複勝率は50%を超えており、他の枠を圧倒しています。ここでは、「1枠」と「複勝率」に正の関係性が観察されていますが、「過去10年間のレースにおいて、たまたま強い馬が1枠となっているだけ」という可能性があります。

そもそも過去10レースだけの分析では、サンプルが足りていません。

こうした問題を避けるためには、「なぜ1枠の成績がよいのか?」を考える必要があります。たとえば、「ジャパンカップの東京芝左2400mのコースは、スタートから第1コーナーまで直線が短く、外枠の馬はそこまでにダッシュを決めないと外回りとなりスタミナを使ってしまうから」などで、これが「理論」となります。

また、サンプルを十分に取るために、ほぼ同条件のコースで行われたレースをピックアップして、検証することも有効でしょう。

そうした誤ったデータ分析コラムで損しないため、また私自身の勉強のために「どのブログよりも厳密なデータ分析コラム」をモットーに、本業の研究で培った仮説・検証力を武器にデータ分析コラムを執筆しています。

皆さんの回収率アップにお役に立てましたら幸いです。