買い方教本|アンサンブル競馬予想

買い方教本とは?

アンサンブル競馬予想ではさまざまな指標を配信しています。

それぞれの指標をどう使えば、高回収率な馬券戦略が組めるのか?

各指標・最終アップデート以降のデータから勝ち筋のある買い方を特定し、当ページに記載していきます。

時間と共に内容を追記・更新

当ページは時間の経過と共に、追記・更新を行っていきます。

データが蓄積することで新たな勝ち筋を見出せると考えており、現時点で書いてある内容が可能性の全てではありません。

最終評価偏

最終評価の主な性質は以下の通りです。

▶軸候補・相手(的中率・回収率)・ヒモ(的中率・回収率)の5段階評価

▶軸候補が特に優秀で、好走率・期待値ともに高い馬が挙がる

注目したいのは軸候補の該当馬です。

波乱度(3段階評価)で荒れ~堅いレースの軸候補馬BOOKERS配信馬でもあり、その信頼度は過去の記事で度々触れています。

軸候補馬の成績

以下は最終評価をアップデートした2023年8月26日から、同年12月31日までの軸候補馬・単複成績です。

波乱度別に分けると以下の通り。

波乱度によって大きな差が付いているのが分かります。

荒れ~堅いレースの軸候補馬はBOOKERS配信馬でもあり、ここを中心に据えた馬券を狙います。

基準オッズを使った単勝狙い

波乱度・荒れ~堅いレースにおいて、上記のように高い単勝回収率を維持しています。

そのまま単勝馬券を狙うのも有りですが、極端に基準オッズの低い馬を排除するとより回収率が上がります。

該当馬の成績を基準オッズ1倍区切りで見てみます。

基準オッズ3倍台から回収率がプラスになり、それ未満も悪くはないですがマイナスになっています。

基準オッズ3倍以上をまとめた成績がこちら。

該当馬はBOOKERSでの配信実績からも、期待値の高さがお分かり頂けるかと思います。

今後もこの馬達の単勝は期待できるはずです。

GPE指数を使った馬単への展開

波乱度・荒れ~堅いレースにおける、最終評価・軸候補馬。

単勝期待値の高さ・優位性は馬単でも発揮されます。

該当馬を1着付け、2着付けの馬をGPE指数で選びます。

2着付け馬をGPE指数別に見た成績が以下です。

GPEは各馬の期待値を重視した指数で、平均が50です。

つまり50以上の馬は期待値が平均からそれ以上の馬と捉える事が出来ます。

その性質が馬単にも表れ、2着付け馬の指数50以上・未満で大きく成績が異なっています。

50以上を一括りで見た成績が下記。

上記の通り回収率の高い組み合わせですが、この中には的中率の低い高配当帯の買い目が多く含まれます。

現時点ではそこが足を引っ張っています。

上記の買い目を「2頭の基準オッズを合計した値」に分けて見てみます。

25倍以上の組み合わせは約800件ほどの点数を消化し、未だ低回収率です。

今後上昇する可能性もありますが、現時点ではここを排除した方が馬券成績は安定するはずです。

25倍未満を一括りにした成績が以下。

該当馬を1着付けにした馬単、まとめると下記の買い方で高回収率が期待出来ます。

GPE指数50以上の馬を2着付け

高配当帯の買い目を排除・合計基準オッズで行うのが効率的

要するに該当馬の単勝期待値が高いため、相手に選ぶ馬が平均以上の期待値を有してさえいれば、買い目の回収率が高くなりやすいと言えます。

今後も狙いたい買い目です。

総合偏差値編

総合偏差値の主な性質は以下の通りです。

▶ 他馬と比較して競走能力の優れた馬ほど、高い数値が付く

▶ 上位には人気のある馬が挙がりやすい

いわゆる馬券的妙味よりも、今回のレースで上位に来る可能性が高い馬がより高評価されます。

買い方のポイント1つ目は「軸馬の総合印」

総合偏差値は◎の馬からの流しが最も高回収率となります。

以下は総合印◎~×それぞれを軸にした馬連・全流しの成績です。

総合印ごとに大きな差、他券種でも同じ傾向が出ます。

基本的に総合印◎を軸にした買い目は回収率が高くなりやすいと言えます。

「波乱度との相性」に注目

アンサンブル競馬予想には、「そのレースが荒れる可能性」を評価する「波乱度」という指標があります。

総合偏差値で買い目を組み立てる際、この波乱度を組み合わせる事が非常に効果的す。

まず波乱度の精度をご覧頂きます。

対象期間内の全レースで、全頭の単複を買った場合の成績です。

この単複回収率は、荒れたレースほど高くなり、堅く収まったレースほど低くなります。

波乱度とレース結果がしっかり相関していると言えます。

そして総合偏差値は比較的上位人気馬に高い数値が付きやすく、波乱度・堅いレースでより効果が発揮されます。

具体的にどんな成績になるのかを見ていきます。

総合偏差値上位馬への流しと波乱度の関係

アンサンブル競馬予想の各指数は、5番手の馬まで「◎○▲△×」の順で印が付きます。

そこで「総合◎を軸に5番手の馬(×印)まで流した、各券種の成績」を例に、波乱度との関係を見ていきます。

※単系は◎が1着付けの成績です。

特に見所のない成績。

しかし、これを「波乱度ごと」に見ると一変します。

■波乱度・大荒

■波乱度・荒れ

■波乱度・堅い

回収率は堅い>荒れ>大荒の順になっています。

波乱度・堅いレースは単純な買い方でも回収率100%前後。

波乱度との好相性が表れています。

波乱度・堅いレースの総合偏差値上位軸が高回収率のカギ

軸馬を総合印○(2位)・▲(3位)にした場合の成績も見てみます。

※単系は総合印○軸なら○が1着付け→◎▲△×への流しです。

■総合印○軸

■総合印▲軸

総合印○軸の流しは絞り込みによってプラス回収率が見えそうです。

しかし、▲軸では厳しい回収率

割愛しますが、それ以下の印を軸にしても回収率は上がりませんでした。

基準オッズを使った低オッズ帯の排除

総合偏差値上位馬の組み合わせには、オッズの低すぎる買い目も多く含まれます。

各券種共通して、「基準オッズの低すぎる組み合わせ」は回収率が下がります。

細かな値は券種ごとに異なるので、ここでは「買い目に入る各馬の基準オッズ、その平均が5倍未満の組み合わせ」を一例に、その影響をご覧頂きます。

まず、以下は前述した波乱度・堅いレースにおける、総合印◎→総合印×までの流し成績です。

この買い目から、基準オッズの平均が5倍未満になる組み合わせを排除します。

その成績が以下です。

各券種、回収率が上がりました。

細かな絞り込みでなく、全体に対するアバウトな絞り込みでもこのくらい影響が表れるという事です。

総合偏差値での買い目・現時点での結論

総合偏差値のみを使った買い目は、

波乱度・堅いレースにおける総合印◎からの流し

オッズの低すぎる組み合わせを排除

ここに着目することで、高回収率維持の可能性が高まります。

と言っても断定的に考えず、波乱度と総合偏差値の組み合わせで狙うというように、傾向に合わせた柔軟な買い目選びをするのが良さそうです。