2026年10月25日(日)京都11R・芝3000m。この記事は10月19日時点の登録馬を対象に、菊花賞で語られてきた傾向がデータで支持されるかを確かめたものです。予想ではありません。
数字にはすべて「何頭ぶんの話か」を添えています。頭数が少ない数字は、たまたまでも簡単に動くからです。
菊花賞の過去の決着傾向とコース傾向の検証は 菊花賞のデータ にまとめています。
この記事では「◯倍」という言い方をよく使います。比べる相手を1.0としたときの比率のことで、2.34倍なら2倍強、0.09倍なら1割にも届かない、1.0倍に近ければほぼ同じ、という意味です。差の大きさを「何ポイント低い」で比べると、もともとの割合が違う区分どうしで大小が逆転するため、このサイトでは倍率で揃えています。
先に結論

- はっきり差が出たのは、前走の着順でした。前走2〜3着の馬は3着以内率29.5%(44頭ぶん)で、同じレースの残りの馬12.6%の2.34倍(2倍強)。前走6着以下の馬は2.0%(49頭ぶん)で、残りの馬22.3%の0.09倍(1割にも届かない)でした。「前走で大敗した馬は消していい」という定説は、菊花賞では支持されました。
- 今年の登録馬では、前走2〜3着がアウダーシア・アルトラムス・シートゥサミット、前走6着以下が9頭です(内訳は「6. 注目登録馬」の表)。
- 「前走を勝ってきた馬が強い」「休み明けは走らない」は支持されませんでした。 数字はどちらも高い側ですが、この頭数では、たまたまの範囲を出ていません。
- 京都芝3000mというコースの側は、集計が17レース・248頭と少なく、傾向として示せる水準にありません。枠・脚質・人気について、コースから言えることはありません。
⚠ 好走率の判定は、比べている相手が区分ごとに違います。軸をまたいで倍率の大小を比べないでください。
ここで使っている勝率・期待値は、JRA全レース分を毎週計算して公開しています。
1. 菊花賞自身の傾向 — 前走の着順
過去10回(2014〜2025年)の集計です。2021年・2022年は阪神芝3000mで行われたため除いています。前走の着順は、どのレースから来たかに左右されない軸です。
| 区分 | 頭数 | 3着内 | 3着内率 | 基準 | 倍率 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 前走1着 | 64 | 15 | 23.4% | 13.0% | 1.8倍 | — 差なし |
| 前走2〜3着 | 44 | 13 | 29.5% | 12.6% | 2.34倍 | ↑ 高い |
| 前走4〜5着 | 22 | 1 | 4.5% | 18.5% | 0.24倍 | — 差なし |
| 前走6着以下 | 49 | 1 | 2.0% | 22.3% | 0.09倍 | ↓ 低い |
「基準」は同じレースに出ていた残りの馬の3着内率です。
前走2〜3着と前走6着以下が、はっきり差の出た区分です。前走1着は23.4%(64頭ぶん)で基準13.0%の1.8倍、前走4〜5着は4.5%(22頭ぶん)で0.24倍。どちらも数字の開きは大きく見えますが、この頭数では差とまでは言えませんでした。
前走のレース — 神戸新聞杯組とセントライト記念組に差はない
| 前走 | 頭数 | 3着内 | 3着内率 | 残りの馬 | 着順の内訳 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 神戸新聞杯 | 64 | 12 | 18.8% | 15.7% | 1着・1着・1着・1着・1着・2着・2着・2着・2着・3着・3着・3着 | — 差なし |
| セントライト記念 | 44 | 6 | 13.6% | 17.8% | 1着・1着・2着・2着・3着・3着 | — 差なし |
| 2勝クラス | 38 | 5 | 13.2% | 17.7% | 2着・3着・3着・3着・3着 | — 差なし |
主な前哨戦のどちらから来たかでは、この頭数では差が出ていません。今年の登録馬では、前走神戸新聞杯が6頭(ロブチェン・アルトラムス・コンジェスタス・シートゥサミット・エムズビギン・ショウナンハヤナミ)、前走セントライト記念が7頭(ゴーイントゥスカイ・バステール・アスクエジンバラ・アウダーシア・ジャスティンシカゴ・サノノグレーター・ラージアンサンブル)です。どちらの組かは、今年のレースを読む材料になりません。
2. よく言われるけれど、確かめられなかったこと
差が出なかったことは「調べていない」という意味ではありません。調べたうえで、たまたまの範囲を出なかった、ということです。
- 「前走を勝ってきた馬が強い」 — 前走1着は23.4%(64頭ぶん)で、残りの馬13.0%の1.8倍(8割ほど高い)。数字は高い側ですが、この頭数では差とまでは言えません。
- 「休み明けは走らない」 — 前走から13週以上あいた馬は33.3%(9頭ぶん)で、15.9%の2.09倍(2倍ほど)。数字はむしろ高い側ですが、9頭ぶんでは、たまたまの範囲を出ません。⚠ ただしこの区分は前走のレースと重なっています(13週以上の主な前走はラジオNIKKEI賞3頭)。間隔そのものの効果としては読めません。
比べられなかったこと — 人気・脚質・枠
ここからは「差がなかった」ではなく、比べる相手が取れず、判定していない区分です。
- 荒れやすいか、堅いか — 菊花賞の1〜3番人気は46.7%(30頭ぶん)でしたが、全国の同じ距離帯の重賞と比べる相手が取れず、判定していません。どちらとも言えません。
- 脚質 — 過去10回の勝ち馬の脚質は差し5回・追込2回・先行2回・逃げ1回でした。ただしこちらも比べる相手が取れず、脚質の有利不利は判定していません。
- コース(京都芝3000m) — 17レース・248頭ぶんしかなく、枠・脚質・人気のどの区分も判定できる頭数に届きませんでした。



図の数字は参考として載せています。枠ごとの数字に開きがあるように見えても、この頭数では、たまたまでも動く範囲です。
3. 馬券妙味はあるか
好走率の話と、買って報われるかの話は別です。
コースの側は集計が少なく、回収率でも判定していません。回収率で差が出たのは、次の血統の節に出てくる父だけです。
回収率の「高い」「低い」は、同じ条件と比べての話です。控除率があるので平均は100%を下回り、芝2800〜3200mに出た馬全体の単複平均回収率は58.0%でした。100%を超えて儲かるという意味ではありません。⚠ これは過去の集計であって、将来の的中や利益を示すものではありません。
4. 血統から見る
父ごとの成績を芝2800〜3200mで見ます(2016年10月19日以降・全国709走、うち京都は369走)。この舞台に出た馬全体では3着以内が21.6%、単勝と複勝を1点ずつ買ったときの平均回収率は58.0%でした。
| 父 | 今年の登録馬 | 全国 出走 | 3着内率 | 距離が合うか | 単複平均回収率 | 妙味 | 京都 出走 | 3着内率 | 京都が合うか |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| キズナ | アウダーシア | 42 | 31.0% | — 他の距離と変わらない | 59.3% | — 差なし | 20 | 30.0% | 20走では判定できません |
| エピファネイア | ダノンヒストリー・ミッキーファルコン | 29 | 34.5% | 判定対象外(出走数が少ない) | 48.4% | — 差なし | 16 | 31.2% | 16走では判定できません |
| ハービンジャー | ショウナンガルフ | 25 | 8.0% | 判定対象外(出走数が少ない) | 10.2% | ↓ 回収率が低い | 15 | 0.0% | 15走では判定できません |
| キタサンブラック | エムズビギン・チャリングクロス・ナリタエスペランサ・バステール | 8 | 50.0% | 判定対象外(出走数が少ない) | 93.1% | — 差なし | 6 | 50.0% | 6走では判定できません |
| レイデオロ | イブキ・ショウナンハヤナミ | 7 | 71.4% | 判定対象外(出走数が少ない) | 215.0% | ↑ 回収率が高い | 5 | 60.0% | 5走では判定できません |
| グレーターロンドン | サノノグレーター | 3 | 0.0% | 判定対象外(出走数が少ない) | 0.0% | ↓ 回収率が低い | 2 | 0.0% | 2走では判定できません |
| リオンディーズ | アスクエジンバラ | 3 | 100.0% | 判定対象外(出走数が少ない) | 191.7% | ↑ 回収率が高い | 1 | 100.0% | 1走では判定できません |
| イスラボニータ | アルトラムス | 2 | 50.0% | 判定対象外(出走数が少ない) | 212.5% | — 差なし | 1 | 100.0% | 1走では判定できません |
| スワーヴリチャード | ジャスティンシカゴ | 2 | 50.0% | 判定対象外(出走数が少ない) | 132.5% | — 差なし | 1 | 100.0% | 1走では判定できません |
| モーリス | シートゥサミット | 1 | 0.0% | 判定対象外(出走数が少ない) | 0.0% | — 差なし | 1 | 0.0% | 1走では判定できません |
| コントレイル | コンジェスタス・ゴーイントゥスカイ・マジョレルブルー | 0 | — | この距離での出走なし | — | — | 0 | — | — |
| ダノンプレミアム | キンググローリー | 0 | — | この距離での出走なし | — | — | 0 | — | — |
| ベンバトル | ラージアンサンブル | 0 | — | この距離での出走なし | — | — | 0 | — | — |
| ワールドプレミア | ロブチェン | 0 | — | この距離での出走なし | — | — | 0 | — | — |
判定は全国の芝2800〜3200mで行っています。京都に絞ると1つの父につき数十走しかなく、ほとんどの父で差を確かめられないためです(京都の欄は参考値)。「距離が合うか」は父の優秀さではなく、同じ父の産駒どうしで、この距離帯と他の距離を比べた結果です。出走頭数の違いはそろえて計算しています。「妙味」は単勝と複勝を1点ずつ買ったときの平均回収率が、この舞台の平均(58.0%)より高いかどうかです。
3000m級のレースは数が少なく、距離の向き不向きがはっきり出た父はいませんでした。京都に限ると1父あたりの出走がさらに少なく、判定できた父はいません。
回収率では4つの父に差が出ています。
- 平均より高い: レイデオロ(215.0%・7走ぶん・イブキ・ショウナンハヤナミ)、リオンディーズ(191.7%・3走ぶん・アスクエジンバラ)
- 平均より低い: ハービンジャー(10.2%・25走ぶん・ショウナンガルフ)、グレーターロンドン(0.0%・3走ぶん・サノノグレーター)
⚠ レイデオロ・リオンディーズ・グレーターロンドンは、いずれも10走に届いていません。1回の好走・凡走で大きく動く数字なので、「この父なら報われる」と受け取らないでください。コントレイル・ワールドプレミアなど4つの父は、この距離に産駒が出たことがなく、比べられません。
5. 今年の登録馬
21頭が登録しています(出走馬はまだ確定していません)。集計は2026年10月19日より前の出走のみです。
| 馬名 | 父 | 通算 | 前走 | 当コース | 同距離帯 | 重賞 | 主な脚質 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロブチェン | ワールドプレミア | 6戦6好走 | 神戸新聞杯 1着(1人気) | — | — | 5戦5好走 | 差し |
| ダノンヒストリー | エピファネイア | 4戦3好走 | 阿寒湖特別 1着(1人気) | — | — | 1戦0好走 | 先行 |
| ゴーイントゥスカイ | コントレイル | 6戦3好走 | セントライト記念 6着(1人気) | — | — | 5戦2好走 | 追込 |
| バステール | キタサンブラック | 6戦4好走 | セントライト記念 13着(4人気) | — | — | 4戦2好走 | 追込 |
| アルトラムス | イスラボニータ | 6戦4好走 | 神戸新聞杯 2着(3人気) | — | — | 5戦3好走 | 追込 |
| アスクエジンバラ | リオンディーズ | 10戦5好走 | セントライト記念 4着(3人気) | — | — | 7戦3好走 | 先行 |
| コンジェスタス | コントレイル | 5戦3好走 | 神戸新聞杯 6着(4人気) | — | — | 3戦1好走 | 差し |
| アウダーシア | キズナ | 6戦5好走 | セントライト記念 3着(6人気) | — | — | 3戦2好走 | 追込 |
| シートゥサミット | モーリス | 9戦5好走 | 神戸新聞杯 3着(11人気) | — | — | 1戦1好走 | 追込 |
| ジャスティンシカゴ | スワーヴリチャード | 7戦5好走 | セントライト記念 1着(12人気) | — | — | 2戦1好走 | 逃げ |
| サノノグレーター | グレーターロンドン | 8戦3好走 | セントライト記念 11着(5人気) | — | — | 6戦1好走 | 追込 |
| ラージアンサンブル | ベンバトル | 7戦2好走 | セントライト記念 7着(8人気) | — | — | 2戦0好走 | 先行 |
| エムズビギン | キタサンブラック | 6戦3好走 | 神戸新聞杯 5着(8人気) | — | — | 4戦1好走 | 先行 |
| キンググローリー | ダノンプレミアム | 12戦5好走 | 九十九里特別 1着(3人気) | — | — | 2戦0好走 | 逃げ |
| ショウナンガルフ | ハービンジャー | 7戦2好走 | ポートアイランドステークス 11着(12人気) | — | — | 5戦1好走 | 追込 |
| マジョレルブルー | コントレイル | 6戦4好走 | 能勢特別 1着(3人気) | — | — | — | 差し |
| ショウナンハヤナミ | レイデオロ | 3戦2好走 | 神戸新聞杯 10着(7人気) | — | — | 1戦0好走 | 差し |
| チャリングクロス | キタサンブラック | 7戦4好走 | 日本海ステークス 7着(1人気) | — | — | — | 追込 |
| ナリタエスペランサ | キタサンブラック | 8戦5好走 | キタサンブラックカップ 12着(1人気) | — | — | — | 先行 |
| ミッキーファルコン | エピファネイア | 4戦3好走 | 積丹特別 1着(1人気) | — | — | 1戦0好走 | 追込 |
| イブキ | レイデオロ | 9戦6好走 | 稲城特別 1着(2人気) | — | — | — | 追込 |
「主な脚質」は過去のレースで最も多かった脚質です。当日の展開で変わるため、そのまま当日の脚質になるとは限りません。
6. 注目登録馬 — 6つの見方に当てはめる
このレースでは、出走した馬のうち16.8%が3着以内に入っています。その平均と比べて、各馬が当てはまる区分が良かったか悪かったかを並べました。どの馬が勝つかを予想したものではありません。
| 馬名 | 父 | 過去の傾向との重なり |
|---|---|---|
| アウダーシア | キズナ | 良い: 前走2〜3着 44頭ぶん |
| アスクエジンバラ | リオンディーズ | 良い: 血統(回収率) 3走ぶん |
| アルトラムス | イスラボニータ | 良い: 前走2〜3着 44頭ぶん |
| イブキ | レイデオロ | 良い: 血統(回収率) 7走ぶん |
| シートゥサミット | モーリス | 良い: 前走2〜3着 44頭ぶん |
| ショウナンハヤナミ | レイデオロ | 良い: 血統(回収率) 7走ぶん / 悪い: 前走6着以下 49頭ぶん |
| コンジェスタス | コントレイル | 悪い: 前走6着以下 49頭ぶん |
| ゴーイントゥスカイ | コントレイル | 悪い: 前走6着以下 49頭ぶん |
| チャリングクロス | キタサンブラック | 悪い: 前走6着以下 49頭ぶん |
| ナリタエスペランサ | キタサンブラック | 悪い: 前走6着以下 49頭ぶん |
| バステール | キタサンブラック | 悪い: 前走6着以下 49頭ぶん |
| ラージアンサンブル | ベンバトル | 悪い: 前走6着以下 49頭ぶん |
| サノノグレーター | グレーターロンドン | 悪い: 前走6着以下 49頭ぶん・血統(回収率) 3走ぶん |
| ショウナンガルフ | ハービンジャー | 悪い: 前走6着以下 49頭ぶん・血統(回収率) 25走ぶん |
6つの見方すべての内訳は次のとおりです。
| 馬名 | 前走レース | 前走の着順 | 出走間隔 | 脚質 | 血統(距離) | 血統(妙味) | まとめ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アウダーシア | ↘ やや悪い(セントライト記念) | ↑ 良い(前走2〜3着) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(追込) | → 平均並み | → 平均並み | 良い: 前走2〜3着 |
| アスクエジンバラ | ↘ やや悪い(セントライト記念) | ↘ やや悪い(前走4〜5着) | → 平均並み(4〜6週) | ↘ やや悪い(先行) | —(出走が少ない) | ↑ 良い(回収率191.7%) | 良い: 血統(回収率) |
| アルトラムス | ↗ やや良い(神戸新聞杯) | ↑ 良い(前走2〜3着) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(追込) | —(出走が少ない) | → 平均並み | 良い: 前走2〜3着 |
| イブキ | —(稲城特別・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | ↘ やや悪い(3週以内) | ↗ やや良い(追込) | —(出走が少ない) | ↑ 良い(回収率215.0%) | 良い: 血統(回収率) |
| シートゥサミット | ↗ やや良い(神戸新聞杯) | ↑ 良い(前走2〜3着) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(追込) | —(出走が少ない) | → 平均並み | 良い: 前走2〜3着 |
| ショウナンハヤナミ | ↗ やや良い(神戸新聞杯) | ↓ 悪い(前走6着以下) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(差し) | —(出走が少ない) | ↑ 良い(回収率215.0%) | 良い: 血統(回収率) / 悪い: 前走6着以下 |
| エムズビギン | ↗ やや良い(神戸新聞杯) | ↘ やや悪い(前走4〜5着) | → 平均並み(4〜6週) | ↘ やや悪い(先行) | —(出走が少ない) | → 平均並み | はっきりした差なし |
| キンググローリー | —(九十九里特別・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | → 平均並み(4〜6週) | ↘ やや悪い(逃げ) | —(データなし) | —(データなし) | はっきりした差なし |
| ジャスティンシカゴ | ↘ やや悪い(セントライト記念) | ↗ やや良い(前走1着) | → 平均並み(4〜6週) | ↘ やや悪い(逃げ) | —(出走が少ない) | → 平均並み | はっきりした差なし |
| ダノンヒストリー | —(阿寒湖特別・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | ↗ やや良い(7〜12週) | ↘ やや悪い(先行) | —(出走が少ない) | → 平均並み | はっきりした差なし |
| マジョレルブルー | —(能勢特別・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(差し) | —(データなし) | —(データなし) | はっきりした差なし |
| ミッキーファルコン | —(積丹特別・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | ↗ やや良い(7〜12週) | ↗ やや良い(追込) | —(出走が少ない) | → 平均並み | はっきりした差なし |
| ロブチェン | ↗ やや良い(神戸新聞杯) | ↗ やや良い(前走1着) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(差し) | —(データなし) | —(データなし) | はっきりした差なし |
| コンジェスタス | ↗ やや良い(神戸新聞杯) | ↓ 悪い(前走6着以下) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(差し) | —(データなし) | —(データなし) | 悪い: 前走6着以下 |
| ゴーイントゥスカイ | ↘ やや悪い(セントライト記念) | ↓ 悪い(前走6着以下) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(追込) | —(データなし) | —(データなし) | 悪い: 前走6着以下 |
| チャリングクロス | —(日本海ステークス・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↗ やや良い(7〜12週) | ↗ やや良い(追込) | —(出走が少ない) | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| ナリタエスペランサ | —(キタサンブラックカップ・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | → 平均並み(4〜6週) | ↘ やや悪い(先行) | —(出走が少ない) | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| バステール | ↘ やや悪い(セントライト記念) | ↓ 悪い(前走6着以下) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(追込) | —(出走が少ない) | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| ラージアンサンブル | ↘ やや悪い(セントライト記念) | ↓ 悪い(前走6着以下) | → 平均並み(4〜6週) | ↘ やや悪い(先行) | —(データなし) | —(データなし) | 悪い: 前走6着以下 |
| サノノグレーター | ↘ やや悪い(セントライト記念) | ↓ 悪い(前走6着以下) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(追込) | —(出走が少ない) | ↓ 悪い(回収率0.0%) | 悪い: 前走6着以下・血統(回収率) |
| ショウナンガルフ | —(ポートアイランドステークス・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | → 平均並み(4〜6週) | ↗ やや良い(追込) | —(出走が少ない) | ↓ 悪い(回収率10.2%) | 悪い: 前走6着以下・血統(回収率) |
↑↓ は、たまたまでは説明しにくい差が出た区分です。↗↘→ は差があるとまでは言えない範囲の目安で、「—」は過去に例が少なく比べられないという意味です。
結局どう見るか
- 好走率ではっきりした差が出たのは、前走の着順だけです。良い側の前走2〜3着に当てはまるのはアウダーシア・アルトラムス・シートゥサミットです。
- 悪い側の前走6着以下には、コンジェスタス・ゴーイントゥスカイ・チャリングクロス・ナリタエスペランサ・バステール・ラージアンサンブル・サノノグレーター・ショウナンガルフ・ショウナンハヤナミの9頭が当てはまります。このうちショウナンハヤナミは、父レイデオロの回収率が良い側にも出ていて、割れています。割れたまま書いておきます。
- アスクエジンバラ・イブキは父の回収率が良い側、サノノグレーター・ショウナンガルフは悪い側にも出ています。いずれも好走率ではなく「買って報われてきたか」の話で、しかも出走数の少ない父の数字です。
- ロブチェン・ジャスティンシカゴなど前走1着の馬は、どの見方でもはっきりした差が出ていません。「前走を勝ってきた馬が強い」が支持されなかったためで、差が出ないことは、弱いという意味ではありません。過去のデータでは判断材料にならなかった、というだけです。
このレースで事前に言えたのは、前走の着順です。コースの側は集計が少なく、枠・脚質・人気について過去のデータから言えることはありません。
最後に
各馬の勝率と期待値は、前日のオッズが出てから計算してWebアプリに掲載します。この記事は、その前段として「このレースで言われてきたことが本当か」を確かめるためのものです。
たまたま出た差を「傾向」と書かないために、判定は統計の検定を通したものだけに限っています。レース史とコースの全区分は 菊花賞のデータ に掲載しています。
この記事の集計は、JRA全レースの勝率・複勝率・適正オッズ・期待値を毎週計算しているデータをもとにしています。自分の予想や印と重ねて、買う条件と見送る条件を検証したい方は、15日間の無料トライアルがあります。