集計期間は2016年8月18日〜2026年8月18日(209 レース・2800 頭)。
結論
札幌芝2000mについて 94 件を統計的に検定し、差が確認できたのは 8 件でした(209 レース・2800 頭ぶんの集計)。
残りは、この頭数の範囲では差があるとは言えませんでした。差が確認できなかったことも結果です。内訳は次のとおりで、比較相手が違うので軸をまたいで見比べないでください。
よく走った / 走らなかった区分(好走率)
脚質・枠順・人気の 16 区分を検定し、差が確認できたのは 3 区分です。
| 判定 | 区分 | 実績 | 比較相手 |
|---|---|---|---|
| ↑ 有利 | 7-9番人気(人気) | 複勝率 15.8%・603頭 | 全国の同型コースの同区分 12.9% の 1.22倍 |
| ↓ 不利 | 8枠(枠順) | 複勝率 17.3%・392頭 | 全国の同型コースの同区分 21.7% の 0.8倍 |
| ↓ 不利 | 先行(脚質) | 複勝率 24.3%・577頭 | 全国の同型コースの同区分 28.7% の 0.85倍 |
残る 13 区分では、この頭数の範囲で差を確認できませんでした。
評価は複勝率の統計判定です。↑有利/↓不利は基準線 (全国の同型コースの同区分、取れない場合はコース全体) との差が偶然では説明しにくい水準にあることを、「— 差なし」はサンプル数の範囲では差があると言えないことを、「判定対象外」は検定が成立する頭数に届かず差の有無を述べていないことを示します。この判定に回収率は使っていません (回収率は別の節で、独立した基準で判定しています)。
買って報われた / 報われなかった区分(回収率)
同じ区分を回収率でも 16 区分検定し、差が確認できたのは 2 区分です。⚠ 判定は全国との比較で、100% を超えているかどうかではありません。
| 判定 | 区分 | 実績 | 比較相手 |
|---|---|---|---|
| ↓ 全国より低い | 逃げ(脚質) | 単複平均 102.4%・396頭 | 全国の同型コースの同区分 137.5% |
| ↓ 全国より低い | 6枠(枠順) | 単複平均 52.0%・371頭 | 全国の同型コースの同区分 73.6% |
残る 14 区分では、この頭数の範囲で差を確認できませんでした。
回収率は投じた額に対する払戻の割合です。判定は単勝と複勝の平均を全国の同型コースの同区分と比べた統計判定 (Welch 検定・片側 5%) で、「↑ 全国より高い」「↓ 全国より低い」は差が偶然では説明しにくい水準にあることを、「— 差なし」はサンプル数の範囲では差があると言えないことを示します。⚠ 判定は全国との比較であって、100% を超えているかどうかではありません(100% を超えていても全国の同区分より低いことがあります)。⚠ これは過去の集計であって、将来の的中や利益を示すものではありません。また好走率とは別の軸なので、よく走る区分が買って報われる区分とは限りません。
この距離が得意 / 苦手な父(血統・全国集計)
40 父を検定し、差が確認できたのは 2 父です(比較相手は同じ父の他の距離)。
| 判定 | 父 | 実績 | 比較相手 |
|---|---|---|---|
| ↑ この距離が得意 | ハービンジャー | 3着内率 26.7%・2233走 | 同じ父の他の距離 23.4% の 1.14倍 |
| ↓ この距離は苦手 | リオンディーズ | 3着内率 18.8%・352走 | 同じ父の他の距離 26.7% の 0.7倍 |
残る 38 父では、この頭数の範囲で差を確認できませんでした。
⚠ 距離の判定は全国の集計です。この競馬場に限った成績ではありません。
この競馬場が得意 / 苦手な父(血統)
22 父を検定し、差が確認できたのは 1 父です(比較相手は同じ父の他の競馬場)。
| 判定 | 父 | 実績 | 比較相手 |
|---|---|---|---|
| ↑ この競馬場が得意 | ジャングルポケット | 3着内率 37.1%・35走 | 同じ父の他の競馬場 15.4% の 2.41倍 |
残る 21 父では、この頭数の範囲で差を確認できませんでした。
いずれも父単位の集計で、出走する個々の馬の適性を示すものではありません。多数の父を同時に検定しているため、偽陽性を抑える補正をかけたうえで残ったものだけです。
このコースの基礎情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 競馬場 | 札幌競馬場 |
| 馬場・距離 | 芝2000m |
| 回り | 右回り |
| 平均出走頭数 | 13.5頭 |
| 集計対象 | 209レース・2800頭 |
| 高低差 | 0.7m |
| Aコース | 一周 1640.9m / 直線 266.1m |
| Bコース | 一周 1650.4m / 直線 267.6m |
| Cコース | 一周 1659.8m / 直線 269.1m |
札幌競馬場の芝コースでは、他に 1200m / 1500m / 1800m / 2600m のレースが行われています。
直線 266.1〜269.1m。JRA の芝 10 場では短い方から 2 番目の部類で、最も長い新潟(658.7m)の 0.4 倍です。高低差 0.7m。10 場では最も平坦で、最も起伏の大きい中山(5.3m)の 0.13 倍です。
コース諸元は JRA 公表値です。コース図(立体図・平面図・高低断面図)は JRA 公式のコース紹介 をご覧ください。
区分別の成績(好走率)
脚質別
| 区分 | 頭数 | 複勝率 | 95%信頼区間 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 396 | 27.5% | 23.4〜32.1% | — 差なし |
| 先行 | 577 | 24.3% | 20.9〜27.9% | ↓ 不利 |
| 差し | 868 | 24.9% | 22.1〜27.9% | — 差なし |
| 追込 | 912 | 16.8% | 14.5〜19.3% | — 差なし |
はっきり差が出た区分: 先行は24.3%(577頭)で、全国の同じコース型の28.7%の0.85倍。
枠順別
| 区分 | 頭数 | 複勝率 | 95%信頼区間 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 298 | 25.2% | 20.6〜30.4% | — 差なし |
| 2枠 | 313 | 22.0% | 17.8〜27.0% | — 差なし |
| 3枠 | 329 | 21.9% | 17.8〜26.7% | — 差なし |
| 4枠 | 349 | 23.5% | 19.4〜28.2% | — 差なし |
| 5枠 | 367 | 24.8% | 20.7〜29.5% | — 差なし |
| 6枠 | 371 | 21.3% | 17.4〜25.7% | — 差なし |
| 7枠 | 381 | 23.9% | 19.9〜28.4% | — 差なし |
| 8枠 | 392 | 17.3% | 13.9〜21.4% | ↓ 不利 |
はっきり差が出た区分: 8枠は17.3%(392頭)で、全国の同じコース型の21.7%の0.8倍。
人気別
| 区分 | 頭数 | 複勝率 | 95%信頼区間 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| 1-3番人気 | 625 | 51.8% | 47.9〜55.7% | — 差なし |
| 4-6番人気 | 624 | 25.5% | 22.2〜29.0% | — 差なし |
| 7-9番人気 | 603 | 15.8% | 13.1〜18.9% | ↑ 有利 |
| 10-番人気 | 948 | 5.2% | 3.9〜6.8% | — 差なし |
はっきり差が出た区分: 7-9番人気は15.8%(603頭)で、全国の同じコース型の12.9%の1.22倍。
評価は複勝率の統計判定です。↑有利/↓不利は基準線 (全国の同型コースの同区分、取れない場合はコース全体) との差が偶然では説明しにくい水準にあることを、「— 差なし」はサンプル数の範囲では差があると言えないことを、「判定対象外」は検定が成立する頭数に届かず差の有無を述べていないことを示します。この判定に回収率は使っていません (回収率は別の節で、独立した基準で判定しています)。
区分別の回収率(妙味)
脚質別の回収率
| 区分 | 頭数 | 単勝回収率 | 複勝回収率 | 単複平均 | 全国の同区分 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 396 | 115.2% | 89.7% | 102.4% | 137.5% | ↓ 全国より低い |
| 先行 | 577 | 89.4% | 86.5% | 88.0% | 79.0% | — 差なし |
| 差し | 868 | 102.9% | 79.3% | 91.1% | 64.9% | — 差なし |
| 追込 | 912 | 46.2% | 66.9% | 56.6% | 49.9% | — 差なし |
逆に全国の同じ区分より低かった区分: 逃げ(単複平均102.4%・396頭)。
枠順別の回収率
| 区分 | 頭数 | 単勝回収率 | 複勝回収率 | 単複平均 | 全国の同区分 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 298 | 94.2% | 100.3% | 97.2% | 69.4% | — 差なし |
| 2枠 | 313 | 117.9% | 74.9% | 96.4% | 76.5% | — 差なし |
| 3枠 | 329 | 71.6% | 73.5% | 72.5% | 71.5% | — 差なし |
| 4枠 | 349 | 76.0% | 77.0% | 76.5% | 78.8% | — 差なし |
| 5枠 | 367 | 103.4% | 91.8% | 97.6% | 68.9% | — 差なし |
| 6枠 | 371 | 44.6% | 59.4% | 52.0% | 73.6% | ↓ 全国より低い |
| 7枠 | 381 | 57.0% | 87.4% | 72.2% | 75.4% | — 差なし |
| 8枠 | 392 | 103.1% | 66.1% | 84.6% | 71.5% | — 差なし |
逆に全国の同じ区分より低かった区分: 6枠(単複平均52.0%・371頭)。
人気別の回収率
| 区分 | 頭数 | 単勝回収率 | 複勝回収率 | 単複平均 | 全国の同区分 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1-3番人気 | 625 | 76.3% | 81.2% | 78.8% | 81.2% | — 差なし |
| 4-6番人気 | 624 | 61.1% | 79.4% | 70.3% | 78.6% | — 差なし |
| 7-9番人気 | 603 | 97.7% | 83.8% | 90.7% | 73.4% | — 差なし |
| 10-番人気 | 948 | 91.7% | 72.2% | 81.9% | 63.1% | — 差なし |
回収率は投じた額に対する払戻の割合です。判定は単勝と複勝の平均を全国の同型コースの同区分と比べた統計判定 (Welch 検定・片側 5%) で、「↑ 全国より高い」「↓ 全国より低い」は差が偶然では説明しにくい水準にあることを、「— 差なし」はサンプル数の範囲では差があると言えないことを示します。⚠ 判定は全国との比較であって、100% を超えているかどうかではありません(100% を超えていても全国の同区分より低いことがあります)。⚠ これは過去の集計であって、将来の的中や利益を示すものではありません。また好走率とは別の軸なので、よく走る区分が買って報われる区分とは限りません。
この舞台で差が出た父
「得意」は比較相手を決めないと言えないので、距離と競馬場を分けて判定しています。
この距離が得意な父・苦手な父
⚠ この表の数字は全国の芝2000mでの成績です(この競馬場に限りません)。
| 父 | 全国の芝2000mでの出走 | 3着内率 | 同じ父の他の距離 | 評価 | 単複平均回収率 | 妙味 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ハービンジャー | 2233 | 26.7% | 23.4% | ↑ この距離が得意 | 71.0% | — 差なし |
| リオンディーズ | 352 | 18.8% | 26.7% | ↓ この距離は苦手 | 50.3% | ↓ 低い |
比較相手は同じ父の、芝の他の距離です(競馬場は問いません)。父の地力は比較の両側で共通なので相殺され、残るのは距離による差です。
この競馬場が得意な父・苦手な父
| 父 | この競馬場での出走 | 3着内率 | 同じ父の他の競馬場 | 評価 | 単複平均回収率 | 妙味 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ジャングルポケット | 35 | 37.1% | 15.4% | ↑ この競馬場が得意 | 57.0% | — 差なし |
比較相手は同じ父の、他の競馬場の同じ距離です。距離をそろえているので、ここに出るのは距離適性ではなく競馬場の違いによる差です。
⚠ ただし何が効いているかまでは分かりません。この競馬場の条件(馬場の種類・開催時期・コースの形)はまとめて効くため、そのうちどれによる差かは切り分けられません。
⚠ 2 つの表はそろえ方が違います。競馬場の表は、どの馬がどの開催に出るかの偏りを打ち消すために人気で条件をそろえているので、残っているのは市場が織り込んでいない差です。距離の表は出走頭数だけをそろえたもので、市場が織り込んでいる分も含んだ差になります。
⚠ これは父単位の集計であって、出走する個々の馬の適性を示すものではありません。個体差が大きく、血統から 1 頭ずつの適性を断定することはできません。多数の父を一度に検定しているため、偽陽性を抑える補正(Benjamini-Hochberg 法)をかけたうえで残ったものだけを掲載しています。
よくある質問
札幌芝2000mにはどんな傾向がありますか?
脚質・枠順・人気の 16 区分を統計的に検定し、差が確認できたのは 3 区分です(209レース・2800頭ぶんの集計)。残りは、この頭数の範囲では差があるとは言えませんでした。
札幌芝2000mで脚質による有利不利はありますか?
4 区分を統計的に検定し、差が確認できたのは 1 区分です。先行の3着以内率は24.3%(577頭ぶん)で、全国の同型コースの同区分の28.7%より低くなっています。残る 3 区分では差を確認できませんでした。
札幌芝2000mで枠順による有利不利はありますか?
8 区分を統計的に検定し、差が確認できたのは 1 区分です。8枠の3着以内率は17.3%(392頭ぶん)で、全国の同型コースの同区分の21.7%より低くなっています。残る 7 区分では差を確認できませんでした。
札幌芝2000mで人気による有利不利はありますか?
4 区分を統計的に検定し、差が確認できたのは 1 区分です。7-9番人気の3着以内率は15.8%(603頭ぶん)で、全国の同型コースの同区分の12.9%より高くなっています。残る 3 区分では差を確認できませんでした。
札幌芝2000mで回収率の高い区分はありますか?
16 区分の回収率を全国の同型コースの同区分と比べ、差が確認できたのは 2 区分です。逃げの単複平均回収率は102.4%(396頭ぶん)で、全国の同型コースの同区分の137.5%を下回っています。6枠の単複平均回収率は52.0%(371頭ぶん)で、全国の同型コースの同区分の73.6%を下回っています。これは過去の集計であって、将来の的中や利益を示すものではありません。
このコースで行われる重賞
このページについて
掲載している数値はすべて JRA の確定成績から機械的に集計したもので、着順予想ではありません。好走率の判定には正確確率検定(両側 5%)を、回収率の判定には Welch 検定(片側 5%)を用いています。2 つは別の軸なので、判定も節を分けて出しています。
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