新潟2歳ステークス(G3)のデータ

新潟2歳ステークスを過去の結果から集計したページです。舞台は新潟芝1600m。掲載している数値はすべて JRA の確定成績から機械的に集計したもので、着順予想ではありません。

今年の登録馬については 新潟2歳ステークス 今年のプレビュー をご覧ください。

結論

新潟芝1600mについて 32 件を統計的に検定し、差が確認できたのは 2 件でした(282 レース・4139 頭ぶんの集計)。

残りは、この頭数の範囲では差があるとは言えませんでした。差が確認できなかったことも結果です。内訳は次のとおりで、比較相手が違うので軸をまたいで見比べないでください

よく走った / 走らなかった区分(好走率)

脚質・枠順・人気の 16 区分を検定し、差が確認できたのは 1 区分です。

判定区分実績比較相手
↓ 不利1枠(枠順)複勝率 16.0%・420頭全国の同型コースの同区分 21.3% の 0.75倍

残る 15 区分では、この頭数の範囲で差を確認できませんでした。

評価は複勝率の統計判定です。↑有利/↓不利は基準線 (全国の同型コースの同区分、取れない場合はコース全体) との差が偶然では説明しにくい水準にあることを、「— 差なし」はサンプル数の範囲では差があると言えないことを、「判定対象外」は検定が成立する頭数に届かず差の有無を述べていないことを示します。この判定に回収率は使っていません (回収率は別の節で、独立した基準で判定しています)。

買って報われた / 報われなかった区分(回収率)

同じ区分を回収率でも 16 区分検定し、差が確認できたのは 1 区分です。⚠ 判定は全国との比較で、100% を超えているかどうかではありません。

判定区分実績比較相手
↓ 全国より低い追込(脚質)単複平均 27.7%・1278頭全国の同型コースの同区分 38.2%

残る 15 区分では、この頭数の範囲で差を確認できませんでした。

回収率は投じた額に対する払戻の割合です。判定は単勝と複勝の平均を全国の同型コースの同区分と比べた統計判定 (Welch 検定・片側 5%) で、「↑ 全国より高い」「↓ 全国より低い」は差が偶然では説明しにくい水準にあることを、「— 差なし」はサンプル数の範囲では差があると言えないことを示します。⚠ 判定は全国との比較であって、100% を超えているかどうかではありません(100% を超えていても全国の同区分より低いことがあります)。⚠ これは過去の集計であって、将来の的中や利益を示すものではありません。また好走率とは別の軸なので、よく走る区分が買って報われる区分とは限りません。

差が出なかった区分を含む全区分の成績新潟芝1600m のコース傾向データ に掲載しています。

1. 新潟2歳ステークスというレースの決着傾向

過去12回(2014年〜2025年)の結果を集計しました。平均13.3頭立てで、着順がついた延べ160頭が集計対象です(出走取消・競走中止は分母に入れていません)。

過去の結果

頭数馬場勝ち馬人気勝ちタイム勝ち馬の脚質3着以内の人気
202510リアライズシリウス1番人気1:33.4先行1-6-3
202411トータルクラリティ6番人気1:34.2先行6-1-5
202312アスコリピチェーノ1番人気1:33.8差し1-10-4
202211キタウイング4番人気1:35.9追込4-3-2
202112セリフォス3番人気1:33.8差し3-1-2
202011ショックアクション2番人気1:34.6先行2-1-3
201916ウーマンズハート1番人気1:35.0差し1-3-8
201811稍重ケイデンスコール1番人気1:35.5追込1-2-8
201715フロンティア3番人気1:34.6逃げ3-5-2
201615ヴゼットジョリー3番人気1:34.3差し3-6-2
201518稍重ロードクエスト1番人気1:33.8追込1-12-8
201418ミュゼスルタン3番人気1:33.4追込3-1-6

勝ち馬の人気は、12回のうち3番人気以内が10回、4〜6番人気が2回です。勝ち馬の脚質は逃げ1回・先行3回・差し4回・追込4回。馬場は良10回・稍重2回。勝ちタイムは良が1:33.4〜1:35.9、稍重が1:33.8〜1:35.5です。勝ちタイムは馬場状態で大きく変わるため、年をまたいだ比較はしていません(馬場を併記)。「勝ち馬の脚質」はそのレースで実際に取った位置取りで、事前に分かるものではありません。

人気別の決着

区分頭数3着内3着内率基準倍率評価
1-3番人気362363.9%48.4%1.32倍— 差なし
4-6番人気36822.2%27.9%0.8倍— 差なし
7-9番人気3638.3%15.2%0.55倍— 差なし
10-番人気5223.8%4.6%0.83倍— 差なし

基準は全国の重賞・芝1400〜1800m(出走頭数の構成をこのレースに合わせて調整)の同じ区分(9168頭)です。3着内率は出走頭数だけで機械的に上下する(12頭立てなら無作為でも25%、18頭立てなら16.7%)ため、頭数の構成をこのレースに合わせて調整したうえで比べています。倍率が1.0倍なら基準どおり、評価は正確確率検定(両側5%)です。多くの区分を同時に見ているので、1つの判定だけを強く受け取らないでください。

脚質別の決着

区分頭数3着内3着内率基準倍率評価
逃げ23521.7%25.5%0.85倍— 差なし
先行34720.6%23.7%0.87倍— 差なし
差し521528.8%25.3%1.14倍— 差なし
追込51917.6%17.8%0.99倍— 差なし

基準・評価の読み方は前の表と同じです。

前走レース別

前走頭数3着内3着内率残りの馬着順の内訳評価
新馬972626.8%15.9%1着・1着・1着・1着・1着・1着・1着・1着・1着・2着・2着・2着・2着・2着・2着・2着・3着・3着・3着・3着・3着・3着・3着・3着・3着・3着— 差なし
未勝利40820.0%23.3%1着・1着・1着・2着・2着・2着・2着・3着— 差なし
オープン特別2114.8%25.2%2着↓ 低い

「3着内率」はその前走から来た馬のうち3着以内に入った割合、評価は同じレースに出ていた残りの馬と比べた統計判定です(レース全体では160頭中36頭 = 22.5%)。頭数が少ない1通りの前走(合計1頭)は表から省いています。また1頭は前走を国内の中央競馬で確認できず(海外遠征・地方競馬・初出走)、この表の集計から外れています。前走別は1区分あたりの頭数が小さいため、判定が出ていない区分でも「差が無い」ではなく「この頭数では差を示せない」と読んでください。多くの区分を同時に見ている点にも注意が必要です。

前走からの間隔別

区分頭数3着内3着内率残りの馬倍率主な前走評価
3週以内19526.3%22.0%1.2倍新馬8頭・未勝利8頭— 差なし
4〜6週60915.0%27.0%0.56倍新馬26頭・オープン特別18頭— 差なし
7〜12週782228.2%17.1%1.65倍新馬61頭・未勝利17頭— 差なし
13週以上200.0%22.8%0.0倍新馬2頭— 差なし

「残りの馬」は同じレースに出ていたそれ以外の馬の3着内率で、評価はこれとの比較です。ただし出走間隔は前走のレース格と重なります(「主な前走」列を参照)。間隔そのものの効果として読むことはできません。

前走の着順別

区分頭数3着内3着内率基準倍率評価
前走1着1403424.3%10.0%2.43倍— 差なし
前走2〜3着8112.5%23.0%0.54倍— 差なし
前走4〜5着5120.0%22.6%0.88倍— 差なし
前走6着以下600.0%23.4%0.0倍— 差なし

「基準」は同じレースに出ていた残りの馬の3着内率です。前走のレース名や出走間隔と違い、この軸はどのレースから来たかに依存しません

3着以内が複数回ある厩舎

厩舎出走勝利3着内
中内田充正333
小島茂之423
手塚貴久412
安田隆行212
鹿戸雄一602
奥村武402

この表は過去の実績の記録で、統計的な判定はしていません(1厩舎あたりの出走数が数頭のため、検定が成立しません)。

3着以内が複数回ある騎手

騎手出走勝利3着内
田辺裕信714
石橋脩913
北村宏司613
津村明秀613
戸崎圭太422
福永祐一412
三浦皇成602
大野拓弥502

騎乗馬は当日まで確定しないため、この表は過去の記録としてのみ示しています。

2. よく言われる説の検証

一般に語られる 7 個の説を、このレースとこのコースのデータで検証しました。

結果根拠にした区分実績比較相手
このコースで追い込みは届かない— 支持されず追込(新潟芝1600mの脚質)10.5%・1278頭11.4% の 0.92倍
休み明けは走らない— 支持されず13週以上(新潟2歳ステークスの過去12年の前走からの間隔)0.0%・2頭22.8% の 0.0倍
内枠が有利だ⇄ 逆だった1枠(新潟芝1600mの枠)16.0%・420頭21.3% の 0.75倍
内枠が有利だ— 支持されず2枠(新潟芝1600mの枠)18.7%・445頭20.9% の 0.89倍
前走で大敗した馬は消していい— 支持されず前走6着以下(新潟2歳ステークスの過去12年の前走の着順)0.0%・6頭23.4% の 0.0倍
前走を勝ってきた馬が強い— 支持されず前走1着(新潟2歳ステークスの過去12年の前走の着順)24.3%・140頭10.0% の 2.43倍
外枠は不利だ— 支持されず8枠(新潟芝1600mの枠)19.4%・648頭21.5% の 0.9倍
追い込みは届かない— 支持されず追込(新潟2歳ステークスの過去12年の脚質)17.6%・51頭17.8% の 0.99倍

⚠ ただしこの区分は前走のレースと重なっています。間隔そのものの効果としては読めません

このほか、定説と結びつかない 27 区分も検定しています。差が出たものは冒頭の結論に、全区分はレース史とコース傾向の表に出ています。

よくある質問

新潟2歳ステークスで統計的に確かめられた傾向はありますか?

新潟2歳ステークスの過去12年の前走のレース「オープン特別」の3着以内率は4.8%(21頭ぶん)、比較相手は25.2%で0.19倍。たまたまでは説明しにくい差です。

新潟2歳ステークスで「内枠が有利だ」は本当ですか?

新潟芝1600mの枠「1枠」の3着以内率は16.0%(420頭ぶん)、比較相手は21.3%で0.75倍。たまたまでは説明しにくい差です。新潟芝1600mの枠「2枠」の3着以内率は18.7%(445頭ぶん)、比較相手は20.9%で0.89倍。この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。

新潟2歳ステークスで「前走を勝ってきた馬が強い」は本当ですか?

新潟2歳ステークスの過去12年の前走の着順「前走1着」の3着以内率は24.3%(140頭ぶん)、比較相手は10.0%で2.43倍。この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。

新潟2歳ステークスで「前走で大敗した馬は消していい」は本当ですか?

新潟2歳ステークスの過去12年の前走の着順「前走6着以下」の3着以内率は0.0%(6頭ぶん)、比較相手は23.4%で0.0倍。この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。

新潟2歳ステークスで「休み明けは走らない」は本当ですか?

新潟2歳ステークスの過去12年の前走からの間隔「13週以上」の3着以内率は0.0%(2頭ぶん)、比較相手は22.8%で0.0倍。この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。

新潟2歳ステークスで「このコースで追い込みは届かない」は本当ですか?

新潟芝1600mの脚質「追込」の3着以内率は10.5%(1278頭ぶん)、比較相手は11.4%で0.92倍。この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。

新潟2歳ステークスで「外枠は不利だ」は本当ですか?

新潟芝1600mの枠「8枠」の3着以内率は19.4%(648頭ぶん)、比較相手は21.5%で0.9倍。この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。

新潟2歳ステークスで「追い込みは届かない」は本当ですか?

新潟2歳ステークスの過去12年の脚質「追込」の3着以内率は17.6%(51頭ぶん)、比較相手は17.8%で0.99倍。この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。

新潟2歳ステークスで買って報われてきた区分はありますか?

新潟芝1600mの脚質「追込」の単複平均回収率は27.7%(1278頭ぶん)で、同じ舞台の平均38.2%を下回っています。これは過去の集計であって、将来の的中や利益を示すものではありません。

このページについて

好走率の判定には正確確率検定(両側 5%)を、回収率の判定には Welch 検定(片側 5%)を用いています。2 つは別の軸なので、判定も分けて出しています。内容は同じ URL のまま毎年更新します。

舞台となるコースの全区分の成績は 新潟芝1600m のコース傾向データ に掲載しています。