とうとう2022年のクラシック第1弾桜花賞となります。桜花賞はイギリスの1000ギニーを手本として試行され,最もスピードのある牝馬が勝つと言われています。今年は18頭建てのレースで,ナミュールやサークルオブライフ,プレサージュリフト,ナムラクレア,サブライムアンセム,ライラック等重賞勝ち馬が揃っており,かなりの混戦レースとなっております。
今年活躍する3歳馬を機械学習で予想した記事もございますので,こちらもご参照いただけましたら幸いです。
桜花賞を目前にひかえ,今年のクラシックの機運が高まってきました。今年の3歳馬は,これまでの2・3歳重賞の結果を見ると一頭抜けた馬がおらず,条件次第でどの上位馬にも勝機がある混戦模様となっています。 この記事では,そうした混戦模様の今[…]
今回から,レース後の予想結果の分析と傾向は別記事にはせずに,こちらの予想記事に追加するかたちで執筆していきます。
予想記事の説明
2022年4月10日(日)開催の中央競馬,障害を除いた全レースの全馬の多変量解析を用いた期待勝率および期待オッズに関する競馬予想情報です。期待オッズと実際のオッズを比べることで、過小人気・過大人気を識別し、軸馬・穴馬を探し、期待値を高めることが可能となっております。
前日までのデータを用いて予想しているため,是非,当日情報やご自身の予想と組み合わせてご利用ください。
私の予想コンセプトや過去成績については下記の記事をお読みいただけますと幸いです。
ご利用方法や用語に関する情報はお手数ですが下記のマニュアルをご参考ください(2022年1月21日に修正)。
予想
レース推奨度は5段階で評価しており、5(強く推奨)~1(推奨しない)、0(新馬戦)という形式になっております。
リアルタイムのオッズや出馬表等の情報は下記のnetkeibaさんのサイトをご参考ください。
JRA開催レースの出馬表や最新オッズ、レース結果速報、払戻情報をはじめ、競馬予想やデータ分析など予想に役立つ情報も満載で…
中山競馬場
阪神競馬場
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有料版予想
以下では、有料による追加情報の販売を行っています。有料部分の情報を用いることで,レースを厳選したり,より適切で複雑な買い目を構築することができ,回収率をアップさせることができます。
新しい予想モデルにアップデートして116R勝負していますが、馬券成績は回収率160%となっており、非常に好調です。この馬券成績は有料版予想のデータを使った結果ですので、是非ご購読をご検討ください。
有料版で配付される内容としては、無料版の上記の予想項目に加えて全レースの
- 予想複勝率
- 予想単勝回収率
- 予想複勝回収率
- R推奨度
- 予想ペース
- 波乱度
- 予想タイム
の情報を加えたExcelをダウンロードできます。
どのような情報なのかについては、下記のマニュアルとサンプルをご覧いただましたら幸いです(サンプルファイルが開けない場合はExcelの別のパージョンやPDFにて対応いたしますので、お手数ですが、当ブログのコメントやtwitterのDMにてご連絡ください)。
サンプルを見ていただけましたらご満足いただける内容だとおわかりいただけるかと思います。
なお、お支払いは「codoc」という会社のシステムを通じて行われます。codocへの登録がやや面倒かもしれませんが、一度登録していただいたら次回より登録の必要はなく、「note」と同じようにご利用できます(登録無しでお支払いいただくこともできますが、都度支払情報の記入が必要となります)。また、codocはしっかりした会社なので、ご安心ください。ご不明点がありましたらご連絡ください。
基本的には予想ファイルのみの配付となりますので、有料部分に文字はほとんどありませんが、ご安心ください。
桜花賞(G1)予想
2022年クラシック第1弾の桜花賞となります。ここ数年の勝ち馬は,ソダシ・デアリングタクト・グランアレグリア・アーモンドアイとすごい馬たちが揃っています。ここで勝ちきった馬は今後の台風の目になることは間違いないでしょう。気になるのは,これほどの馬たちすべて2番人気だったということです。
- 多変量解析
- 機械学習
上位馬はどの馬も勝ち負けの可能性があり,ほとんどの馬が馬券内に入ってくる可能性がある非常に難しいレースです。今回は(ブログのシステムの関係で)予想印は順不同で考えていきたいと思います。
- △ナミュール
個人的には1番押したい馬なのですが,おそらく上位勢では飛ぶ可能性が1番高いため予想モデルではあまり評価されていないようです。スピード能力は最上位。赤松賞で見せた上り3F33.0秒でも分かるように,末脚のキレは歴代でも上位ではないでしょうか。やや気になるのは出走18頭のレースで大外枠になったことですが,芝1600m出走18頭のレースに絞って馬番別成績を見てみたところ,それほど大きな不利にはならなそうです。また,陣営も「ナミュールは大外枠の方が力が発揮できる」と言っているため,むしろプラスになるのかなと思います。
ここ数年先行馬が勝っているコースですが,最後の直線が473mと長いため,差しも決まりやすいコースだと思います。この点は差し足勝負のナミュールには適性があると考えられます。
ただ,気になるのはやはり出遅れ癖。こればっかりはわかりませんが,横山武史騎手はスタートの良さに提供があります(参考記事)。実際に横山騎手に乗り変わった前走では出遅れていないため,おそらく大丈夫でしょう。あとは最後の直線で不利を受けないことを祈るだけです。
- ◎ウォーターナビレラ
先行する馬から選ぶのであればこの馬。前走チューリップ賞では5着ながらも武豊騎手が貯める競馬を試した結果か。切れ勝負ではナミュールやサークルオブライフには勝てないため,今回は逃げ・先行で攻めると思われます。
- ○サークルオブライフ
レベルの高かった阪神JFの勝ち馬。その後のチューリップ賞では3着となっています。素質馬であることは間違いないですが万全のナミュールには及ばないイメージ。後方からジョジョに加速していく競馬を得意としているように思いますが,最後の直線が長いこのコースには合っているように思います。また,エピファネイア産駒はこのコースに抜群の適性を示しています(単勝回収率321%,複勝回収率138%)。
- ▲スターズオンアース
ここ3走勝ちはないものの,鞍上の乗り替わりに期待。善戦ウーマンですし,不安要素も少ないです。ただ,川田騎手が土曜に落馬しており,軽傷とのことですが,それだけが不安要素です。オッズ的には非常においしいと思います。
- ✕ナムラクレア
土曜のレースを見ると,どうも内が伸びる馬場のように思います。外からの差しが届いていません。出走18頭の1枠は非常に難しいですが,ナムラクレアは今回過去最高の出来ということらしいので,期待したいところ。
馬券的には大荒れが予想されるため,切る馬は切りつつ,広めに買っていきたいと思います。正直,ナミュールは予想モデルやには評価されていませんが,個人的にはこのレースの適性は非常に高いと思っています。そのため,ナミュールをやや上位に評価しました。
消去候補は②④⑮。もっと絞りたいですが,非常に難しいです。
現時点における私の想定買い目は
3連複フォーメーション:⑥-①⑧⑯⑱-②④⑮以外(46点各200円)9200円
となっています。いやー桜花賞難しいですね。
予想ファイル
- PDFファイル(モバイルの人はこちらが良いかと思います)
- Excelファイル(PCの人はこちらが良いかと思います)
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