各指標の成績
2024年5月度、アンサンブル競馬予想の成績についてまとめていきます!
まずは総合印・GPE印・最終評価それぞれの単複成績を振り返ります。
■総合印
■GPE印
■最終評価
ご注目頂きたいのは、GPE印上位馬と最終評価・軸候補の成績です。
最上位評価馬がベタ買いでも100%近い単勝回収率、各券種に展開した時の回収率が期待できる水準になっています。
この点について、4月20日のアップデートが効いていると見ています。
GPEや最終評価を算出するための根幹になっている「期待値」について触れていきます。
アップデートによって「期待値」の精度が上昇気配
アンサンブル競馬予想では主旨の異なるさまざまな指標を提供しています。
その中に「期待値」という指標があります。
GPE印や最終評価を算出する際、この期待値が根幹となり計算が行われます。
つまり期待値の精度が良ければ他の指標も効果的なものとなり、逆も然りです。
レースごとの出馬表において、下記のように表記されています。
期待値の意味をおさらい
競馬における期待値とは「その馬に期待できる回収率」を指す場合が多いです。
アンサンブル競馬予想でもその意味合いで使っており、つまりは各馬の「妙味度」と言い換えることも出来ます。
長期的に馬券を買っていく際、期待値の高い馬を中心とした買い目を組んでいれば、馬券成績=回収率は底上げされやすくなります。
逆に好走率ばかり気にして期待値を軽視してしまうと、回収率はジワジワと下がっていったり、80%前後の水準をうろうろする事になってしまいます。
期待値は競馬だけでなく、ギャンブル全般において最も重要な指標だと言えます。
4月20日のアップデート以降、期待値ごとの成績は?
では具体的な成績を見ていきます。
今年4月20日~6月2日における、期待値ごとの単複回収率。
どのような結果になっているでしょうか?
期待値100%以上と評価された馬がそれに近い成績を記録してくれています。
単複の馬券そのものを狙う場合は少し厳しくなるかも知れませんが、この水準であれば他券種へ展開した時の回収率にかなり希望が持てるはずです。
GPE・最終評価などの根幹である期待値。
ここをさらにブラッシュアップしていく事で、各指標の精度向上に繋がります。
今後も磨きに磨いていきたい所です。
反面、軸候補馬はあと一歩の成績
期待値の精度底上げには手応えを感じています。
しかし、その反面で5月度のBOOKERS配信馬は振るいませんでした。
その成績が下記です。
平均的回収率になってしまっており、4月に比べてかなり低調でした。
ただ、前述した”期待値”を単独で見ると5月度もそこまで悪くはありませんでした。
5月度、期待値100%以上の成績が下記です。
特段好調というわけではありませんが、期待値自体はある程度機能していました。
また、5月度は冒頭で記載した通り「最終評価・軸候補」の単勝回収率が100%近くになっており、こちらもBOOKERS配信馬の成績を上回っています。
BOOKERS配信馬というのも、言わば各指標をもとにした活用法の1つです。
5月度はその活用法が裏目に出てしまったという所です。
アンサンブル競馬予想が提供する、それぞれの”パーツ”
期待値・総合偏差値・GPE指数・最終評価…
そしてレース推奨度や波乱度。
アンサンブル競馬予想の各パーツはそれぞれ特性が異なり、活用法次第で馬券検討の強力な武器になるはずです。
しかし、5月度のように「軸候補馬や期待値上位馬を単純に扱った方が、馬券成績アップに繋がった」という結果にもなり得ます。
それぞれのパーツを最適に活用できるよう、6月度も研究を続けていきます。
期待値・GPE指数・軸候補・BOOKERS配信馬などそれぞれに目を向けて、回収率アップへ向けた活用法を見出してみて下さい。