中山芝1600m 最も厳密なコース傾向分析|スピードと加速力が重要なコース

中山芝1600mのコース傾向について,過去10年のデータでまとめました。

枠による有利不利はないコースで、コーナーが2つで直線が3つあるコースなので、スピードと加速力で一気に勝負を決める馬が有利なコースとなっています。

  • 枠による有利不利なし
  • 逃げ・先行有利
  • ディープインパクト・キングカメハメハ・アグネスタキオン産駒の成績が良い
  • 得意騎手:ルメール・デムーロ・田辺・横山(典)騎手
  • 得意調教師:中川・国枝・堀・大竹調教師

記事の説明

この記事では、一般的なコース傾向分析の問題点を解決するために重回帰分析という統計手法を使って厳密にコース傾向を検討しています。

競馬予想を行う際に誤ったコース傾向を考慮してしまうことは回収率の低下を招いてします。やや特殊な分析となっていますが、私のコース傾向分析記事を初めてご利用される方はお手数ですが下記の説明をお読みいただけますと幸いです

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一般的なコース傾向分析の問題点 この記事では一般的なコース傾向の分析とは異なり、重回帰分析という統計手法により、厳密にコース傾向について分析しています。 一般的なコース傾向の分析記事においては、例えば枠であれば、枠ごとの勝率や[…]

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コース概要:中山芝1600m

中山競馬場コース素材(パワーポイント)画像

第1コーナーと第2コーナーの確度がかなり急ではあるものの、第1コーナーは曲がりは短いため、枠番による影響が比較的小さいコース。高低差が5.3mとJRA全10場の中でもっとも大きく、スタートから約4.4mの勾配を掛け折句ことになるため、ここで足に負担を掛けないことが重要。最後の直線距離は310mであるが、高低差約2.2mの急配となっており、比較的マクリにくくなっている。

  • ニュージーランドトロフィー(G2)
  • フェアリーステークス(G3)
  • ダービー卿チャレンジトロフィー(G3)
  • 京成杯オータムハンデキャップ(G3)
  • ターコイズステークス(G3)

枠番別成績:枠による有利不利はない

枠番別の成績傾向は下の表のようになります。

どの枠の数値にも*は着いていないため、枠による有利不利はないことがわかります。ただし、馬毎の枠との相性によっては成績に影響を与える可能性がある点には注意をしてください。

枠番別成績(基準:1枠)

脚質別成績:逃げ・先行馬有利

脚質別の成績傾向は下の表のようになります。

逃げおよび先行馬の数値はどれもプラスであり、複勝率を除いて*が着いています。ゴール前の直線がやや短いコースなため、差し馬がまくりにくいのかもしれません。回収率もプラスになっているため、馬券的には比較的先行できる馬が狙い目だと言えます。

一方で、後方からの差し馬の数値はどれもマイナスで*が着いています。第1コーナーと第2コーナーがかなりの急角度であるため、差し馬にはここでロスが生じてしまうのだと考えられます。後方からの差し馬は軽視したいところです。

最後方からのマクリの馬には勝率・回収率が高くなっています。ゴール前の坂で一気に捲る形ですが、スタミナがあり末脚が強烈な差し馬には注意する必要があります。

脚質別成績(基準:中団)

種牡馬別成績:注目はディープインパクト・キングカメハメハ産駒

種牡馬別の成績傾向は下の表の通りです。記載の種牡馬は統計的に意味がないか数値かサンプル数が足りていないので気にしなくても問題ありません。

とくに勝率・回収率に関する傾向が強いのはアグネスタキオン産駒となっています。他の馬に比べて、単勝率を10%、単勝回収率を14%高くなっています(産駒馬はほぼ引退しているのが残念ですが、血統を受け着いている馬は要注目です)。

ディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒も成績が良くなっています。数も多いので積極的に馬券に絡めていきたいです。どちらもスピードと操縦性に優れた産駒であり、1600mながら直線が3つあるコースにおいて適性が高いのだと考えられます。

種牡馬別成績(50音順)

騎手別成績:ルメール・デムーロの2代外国人騎手が得意

騎手別の成績傾向は下の表の通りです。記載の騎手は統計的に意味がないか数値かサンプル数が足りていないので気にしなくても問題ありません。

ルメールおよびデムーロの2大外国人騎手の成績が抜けています。つづいて、田辺騎手と横山(典)騎手の成績も良く、これらの騎手は同コースを得意にしていると言えます。

一方で、丹内騎手や武士騎手は不得意なようです。

騎手別成績(50音順)

調教師別成績:中川・国枝・堀・大竹調教師に注目

調教師別の成績傾向は下の表の通りです。記載の調教師は統計的に意味がないか数値かサンプル数が足りていないので気にしなくても問題ありません。

中川・国枝・堀・大竹調教師の成績がとても高くなっています。成績が振るわないのは小野調教師。

まとめ

G1レースの開催されないコースではありますが、枠による有利不利のないコースなので、注目馬がどの枠に入ったとしても基本的には心配しなくても良いコースとなっています。ルメール騎手とデムーロ騎手という2人の外国人騎手の成績が良いところに注目ですね。

コーナーが2つで、3つの直線があるコースとなっているため、スピードと加速力が重要なコースとなっています。

以上の分析内容をまとめると下記のようになります。

  • 枠による有利不利なし
  • 逃げ・先行有利
  • ディープインパクト・キングカメハメハ・アグネスタキオン産駒の成績が良い
  • 得意騎手:ルメール・デムーロ・田辺・横山(典)騎手
  • 得意調教師:中川・国枝・堀・大竹調教師

中山競馬場のコース傾向分析

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