2026年10月18日(日)京都11R・芝2000m。この記事は10月13日時点の登録馬を対象に、京都芝2000mと秋華賞で語られてきた傾向がデータで支持されるかを確かめたものです。予想ではありません。
数字にはすべて「何頭ぶんの話か」を添えています。頭数が少ない数字は、たまたまでも簡単に動くからです。
秋華賞の過去の決着傾向とコース傾向の検証は 秋華賞のデータ にまとめています。
この記事では「◯倍」という言い方をよく使います。比べる相手を1.0としたときの比率のことで、1.32倍なら3割ほど高い、1.05倍や1.0倍ならほぼ同じ、という意味です。差の大きさを「何ポイント低い」で比べると、もともとの割合が違う区分どうしで大小が逆転するため、このサイトでは倍率で揃えています。
先に結論

- 京都芝2000mで、追込と8枠が好走率の高い側に出ました。 追込は複勝率20.0%(1324頭ぶん)で、全国の同型コースの追込15.1%の1.32倍(3割ほど高い)。8枠は26.4%(637頭ぶん)で、21.1%の1.25倍(4分の1ほど高い)です。「このコースで追い込みは届かない」「外枠は不利」という定説は、どちらも逆でした。
- 4枠・7枠・差しも高い側でした。 差が確認できた好走率の5区分は、すべて高い側です。内訳は「1. コースで差が出た軸」にあります。
- 秋華賞自身では、前走6着以下が低い側でした。 3着以内率6.7%(60頭ぶん)で、同じレースの残りの馬22.8%の0.29倍(3分の1以下)です。
- 「内枠が有利」「前走を勝ってきた馬が強い」「休み明けは走らない」は、いずれも支持されませんでした。この頭数では、たまたまの範囲を出ていません。
- 回収率で差が出たのは、逃げと5枠が高い側でした。 好走率とは別の軸で、重なる区分はありません。「4. 馬券妙味はあるか」で扱います。
⚠ 枠順は当日まで決まりません。ここで書いているのは、このコースの過去の傾向です。⚠ 好走率の判定は、比べている相手が区分ごとに違います。軸をまたいで倍率の大小を比べないでください。
ここで使っている勝率・期待値は、JRA全レース分を毎週計算して公開しています。
1. コースで差が出た軸
京都芝2000mでは、32件を検定して、差が確認できたのは7件です。好走率で見た脚質・枠順・人気の16区分では5区分、回収率で見た16区分では2区分でした。

脚質 — 追込と差しが高い側
追込の複勝率は20.0%(1324頭ぶん)で、全国の同型コースの追込15.1%の1.32倍。差しは26.7%(1294頭ぶん)で、24.3%の1.1倍(1割ほど高い)でした。追込は「届かない」と言われがちですが、このコースでは逆向きに出ています。

枠 — 4枠・7枠・8枠が高い側
- 8枠:26.4%(637頭ぶん)、全国の同型コースの8枠21.1%の1.25倍
- 4枠:29.9%(485頭ぶん)、同じく24.5%の1.22倍(2割強高い)
- 7枠:27.0%(604頭ぶん)、同じく23.0%の1.17倍(2割弱高い)
外枠の8枠が「不利」ではなく高い側に出ました。一方で、内枠の1枠・2枠は次の節のとおり差が出ていません。
2. 秋華賞自身の傾向 — 前走
過去10回(2014〜2025年のうち、阪神で行われた2021年・2022年を除く)の集計です。
| 区分 | 頭数 | 3着内 | 3着内率 | 基準 | 倍率 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 前走1着 | 50 | 11 | 22.0% | 15.3% | 1.44倍 | — 差なし |
| 前走2〜3着 | 41 | 11 | 26.8% | 14.3% | 1.87倍 | — 差なし |
| 前走4〜5着 | 23 | 4 | 17.4% | 17.2% | 1.01倍 | — 差なし |
| 前走6着以下 | 60 | 4 | 6.7% | 22.8% | 0.29倍 | ↓ 低い |
「基準」は同じレースに出ていた残りの馬の3着内率です。前走のレースや出走間隔と違い、この軸はどのレースから来たかに依存しません。
差がはっきり出たのは、前走6着以下の低い側です。前走2〜3着は26.8%(41頭ぶん)で基準14.3%の1.87倍と高い側ですが、この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。
前走のレースでは、優駿牝馬から来た馬が22頭中8頭(36.4%)で3着以内、残りの馬は14.5%と高い側です。ただし今年の登録馬に、前走が優駿牝馬の馬はいません。今年のレースを読む材料にはなりません。
今年の登録馬の前走は、ローズステークスが5頭(エンネ・スウィートハピネス・モンローウォーク・タイセイボーグ・スマートプリエール)、紫苑ステークスが4頭(ナイスプレーアスク・サムシングスイート・マスターソアラ・ドリームコア)、クイーンステークスが1頭(フェスティバルヒル)です。過去の秋華賞では、ローズステークス組は64頭中11頭(17.2%)、紫苑ステークス組は38頭中6頭(15.8%)、クイーンステークス組は6頭中0頭で、いずれも残りの馬との差があるとは言えません。
3. よく言われるけれど、確かめられなかったこと
差が出なかったことは「調べていない」という意味ではありません。調べたうえで、たまたまの範囲を出なかった、ということです。
- 「内枠が有利」 — 1枠は複勝率24.7%(409頭ぶん)で、全国の同型コースの1枠24.8%の1.0倍。2枠は25.5%(431頭ぶん)で23.3%の1.09倍。この頭数では差とまでは言えません。
- 「前走を勝ってきた馬が強い」 — 前走1着は22.0%(50頭ぶん)で、同じレースの残りの馬15.3%の1.44倍。数字は高い側ですが、この頭数では差とまでは言えません。
- 「休み明けは走らない」 — 前走から13週以上あいた馬は28.6%(28頭ぶん)で、15.1%の1.89倍。数字は高い側ですが、28頭ぶんと少なく、たまたまの範囲を出ませんでした。ただし出走間隔は前走のレースの格と重なっていて、間隔そのものの効果としては読めません。
- 「追い込みは届かない」(秋華賞の過去10回) — 追込は12.2%(49頭ぶん)で、11.6%の1.05倍。コース全体では高い側に出ていましたが、このレースだけを見ると、差は確認できません。
- 荒れやすいか、堅いか — 1〜3番人気は50.0%(30頭ぶん)で、全国の同型重賞の基準43.3%の1.15倍。この頭数の範囲では、荒れやすい・堅いのどちらとも言えません。

人気については、京都芝2000mで差が出た区分は1つもありませんでした。
このほか、定説と結びつかない32区分も検定しています。差が出たものは上の節に含まれています。全区分の成績は 京都芝2000m のコース傾向データ に掲載しています。
4. 馬券妙味はあるか
好走率の話と、買って報われるかの話は別です。ここまでは「よく走ってきたか」の話でした。
回収率でも京都芝2000mの16区分を検定して、差が確認できたのは2区分で、どちらも全国の同区分より高い側でした。
- 逃げ:単複平均198.6%(560頭ぶん)、全国の同型コースの逃げ133.6%
- 5枠:単複平均105.4%(520頭ぶん)、同じく68.1%
⚠ 判定は全国の同じ区分との比較であって、100%を超えているかどうかではありません。⚠ これは過去の集計であって、将来の的中や利益を示すものではありません。
回収率の「高い」「低い」は、同じ条件と比べての話です。控除率があるので平均は100%を下回り、芝1800〜2200mに出た馬全体の単複平均回収率は72.3%でした。100%を超えて儲かるという意味ではありません。
好走率で高い側に出た追込・8枠・4枠・7枠・差しと、回収率で高い側に出た逃げ・5枠は、重なっていません。よく走る区分が、そのまま買って報われる区分になるとは限りません。逆に、好走率で差が出ていない逃げが、回収率だけ高い側に出ています。回収率は少数の大きな払戻に左右されやすいので、数字の大きさをそのまま受け取らないでください。
5. 血統から見る
父ごとの成績を芝1800〜2200mで見ます(2016年10月13日以降・全国91835走、うち京都は9601走)。この舞台に出た馬全体では3着以内が23.5%、単勝と複勝を1点ずつ買ったときの平均回収率は72.3%でした。
| エピファネイア | スマートプリエール | 3078 | 30.2% | — 他の距離と変わらない | 76.9% | — 差なし | 322 | 29.8% | — 他場と変わらない || キズナ | エンネ・ドリームコア・モンローウォーク・ラベルセーヌ | 2793 | 31.0% | — 他の距離と変わらない | 101.2% | ↑ 回収率が高い | 362 | 32.3% | — 他場と変わらない || ロードカナロア | ギャラボーグ | 2125 | 28.5% | ↓ この距離は苦手 | 66.2% | — 差なし | 256 | 27.3% | — 他場と変わらない || リアルスティール | カナルサンマルタン・ハヤブササキチャン | 861 | 29.8% | — 他の距離と変わらない | 93.3% | — 差なし | 105 | 29.5% | — 他場と変わらない || サートゥルナーリア | サムシングスイート・フェスティバルヒル | 566 | 30.0% | — 他の距離と変わらない | 60.7% | ↓ 回収率が低い | 103 | 29.1% | — 他場と変わらない || コントレイル | バースデイフライト | 350 | 32.3% | — 他の距離と変わらない | 65.8% | — 差なし | 69 | 30.4% | — 他場と変わらない || フィエールマン | ロザーンジュ | 335 | 27.5% | — 他の距離と変わらない | 50.4% | ↓ 回収率が低い | 29 | 31.0% | 29走では判定できません || リアルインパクト | スウィートハピネス | 310 | 17.4% | ↓ この距離は苦手 | 53.9% | — 差なし | 21 | 23.8% | 21走では判定できません || ミッキーアイル | テイエムアイラン | 250 | 23.2% | — 他の距離と変わらない | 83.0% | — 差なし | 23 | 8.7% | 23走では判定できません || アドマイヤマーズ | ナイスプレーアスク | 202 | 23.3% | — 他の距離と変わらない | 62.7% | — 差なし | 17 | 17.6% | 17走では判定できません || ニューイヤーズデイ | ガーネットフレア | 104 | 23.1% | — 他の距離と変わらない | 108.8% | — 差なし | 6 | 0.0% | 6走では判定できません || シスキン | マスターソアラ | 99 | 39.4% | — 他の距離と変わらない | 89.3% | — 差なし | 10 | 50.0% | 10走では判定できません || インディチャンプ | タイセイボーグ | 54 | 29.6% | — 他の距離と変わらない | 65.5% | — 差なし | 8 | 12.5% | 8走では判定できません |
判定は全国の芝1800〜2200mで行っています。京都に絞ると1つの父につき数十走しかなく、ほとんどの父で差を確かめられないためです(京都の欄は参考値)。「距離が合うか」は父の優秀さではなく、同じ父の産駒どうしで、この距離帯と他の距離を比べた結果です。出走頭数の違いはそろえて計算しています。「妙味」は単勝と複勝を1点ずつ買ったときの平均回収率が、この舞台の平均(72.3%)より高いかどうかです。
- この距離では落ちる父: ロードカナロア(この距離28.5% / 他の距離32.6%・ギャラボーグ)、リアルインパクト(この距離17.4% / 他の距離23.1%・スウィートハピネス)
- 買って報われてきた父(回収率が平均より高い): キズナ(単複平均101.2%・エンネ・ドリームコア・モンローウォーク・ラベルセーヌ)
- 人気のわりに報われていない父(回収率が平均より低い): サートゥルナーリア(単複平均60.7%・サムシングスイート・フェスティバルヒル)、フィエールマン(単複平均50.4%・ロザーンジュ)
- 京都に限って判定できたのは6父ですが、いずれも他場と差はありませんでした。血統から「京都が得意」とは言いにくい、というのがこのデータの答えです。
「この距離では落ちる」は、同じ父の他の距離と比べた話です。ロードカナロアはこの距離でも28.5%(2125走ぶん)あり、この舞台に出た馬全体の23.5%より高い側にいます。同じ父の中で下がる、という意味であって、弱い父という意味ではありません。
6. 今年の登録馬
18頭が登録しています(出走馬はまだ確定していません)。集計は2026年10月13日より前の出走のみです。
| 馬名 | 父 | 通算 | 前走 | 当コース | 同距離帯 | 重賞 | 主な脚質 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ラベルセーヌ | キズナ | 4戦3好走 | 三面川特別 1着(1人気) | — | 3戦2好走 | 1戦0好走 | 先行 |
| モンローウォーク | キズナ | 4戦4好走 | ローズステークス 1着(1人気) | — | 3戦3好走 | 1戦1好走 | 逃げ |
| ドリームコア | キズナ | 7戦6好走 | 紫苑ステークス 3着(1人気) | — | 1戦1好走 | 4戦3好走 | 差し |
| テイエムアイラン | ミッキーアイル | 8戦6好走 | 納屋橋特別 1着(1人気) | — | — | — | 先行 |
| エンネ | キズナ | 4戦3好走 | ローズステークス 2着(3人気) | — | 3戦3好走 | 3戦2好走 | 追込 |
| スウィートハピネス | リアルインパクト | 7戦3好走 | ローズステークス 7着(6人気) | — | 1戦0好走 | 4戦0好走 | 差し |
| ギャラボーグ | ロードカナロア | 5戦4好走 | 桜花賞 2着(5人気) | — | 2戦2好走 | 3戦2好走 | 先行 |
| マスターソアラ | シスキン | 3戦2好走 | 紫苑ステークス 1着(6人気) | — | 1戦1好走 | 2戦1好走 | 差し |
| ガーネットフレア | ニューイヤーズデイ | 9戦6好走 | 夕月特別 1着(2人気) | — | 2戦2好走 | — | 先行 |
| カナルサンマルタン | リアルスティール | 3戦3好走 | スイートピーステークス 1着(2人気) | — | 1戦1好走 | — | 差し |
| タイセイボーグ | インディチャンプ | 7戦6好走 | ローズステークス 12着(4人気) | — | 1戦0好走 | 5戦4好走 | 先行 |
| サムシングスイート | サートゥルナーリア | 8戦6好走 | 紫苑ステークス 2着(4人気) | — | 8戦6好走 | 1戦1好走 | 追込 |
| スマートプリエール | エピファネイア | 9戦5好走 | ローズステークス 6着(8人気) | — | 6戦4好走 | 5戦2好走 | 差し |
| ハヤブササキチャン | リアルスティール | 9戦9好走 | HTB賞 1着(1人気) | — | 3戦3好走 | — | 先行 |
| フェスティバルヒル | サートゥルナーリア | 5戦3好走 | クイーンステークス 14着(7人気) | — | 1戦0好走 | 4戦2好走 | 差し |
| バースデイフライト | コントレイル | 12戦5好走 | 白百合ステークス 4着(2人気) | — | 4戦0好走 | 2戦0好走 | 差し |
| ロザーンジュ | フィエールマン | 7戦3好走 | カーネーションカップ 2着(3人気) | 1戦0好走 | 7戦3好走 | — | 差し |
| ナイスプレーアスク | アドマイヤマーズ | 8戦3好走 | 紫苑ステークス 6着(9人気) | — | 4戦1好走 | 1戦0好走 | 逃げ |
「主な脚質」は過去のレースで最も多かった脚質です。当日の展開で変わるため、そのまま当日の脚質になるとは限りません。
7. 注目登録馬 — 6つの見方に当てはめる
このレースでは、出走した馬のうち17.2%が3着以内に入っています。その平均と比べて、各馬が当てはまる区分が良かったか悪かったかを並べました。どの馬が勝つかを予想したものではありません。
| 馬名 | 父 | 過去の傾向との重なり |
|---|---|---|
| エンネ | キズナ | 良い: 血統(回収率) 2793走ぶん |
| ドリームコア | キズナ | 良い: 血統(回収率) 2793走ぶん |
| モンローウォーク | キズナ | 良い: 血統(回収率) 2793走ぶん |
| ラベルセーヌ | キズナ | 良い: 血統(回収率) 2793走ぶん |
| ギャラボーグ | ロードカナロア | 悪い: 血統(この距離は苦手) 2125走ぶん |
| サムシングスイート | サートゥルナーリア | 悪い: 血統(回収率) 566走ぶん |
| スマートプリエール | エピファネイア | 悪い: 前走6着以下 60頭ぶん |
| タイセイボーグ | インディチャンプ | 悪い: 前走6着以下 60頭ぶん |
| ナイスプレーアスク | アドマイヤマーズ | 悪い: 前走6着以下 60頭ぶん |
| ロザーンジュ | フィエールマン | 悪い: 血統(回収率) 335走ぶん |
| スウィートハピネス | リアルインパクト | 悪い: 前走6着以下 60頭ぶん・血統(この距離は苦手) 310走ぶん |
| フェスティバルヒル | サートゥルナーリア | 悪い: 前走6着以下 60頭ぶん・血統(回収率) 566走ぶん |
6つの見方すべての内訳は次のとおりです。
| 馬名 | 前走レース | 前走の着順 | 出走間隔 | 脚質 | 血統(距離) | 血統(妙味) | まとめ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エンネ | → 平均並み(ローズステークス) | ↗ やや良い(前走2〜3着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | → 平均並み(追込) | → 平均並み | ↑ 良い(回収率101.2%) | 良い: 血統(回収率) |
| ドリームコア | → 平均並み(紫苑ステークス) | ↗ やや良い(前走2〜3着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↗ やや良い(差し) | → 平均並み | ↑ 良い(回収率101.2%) | 良い: 血統(回収率) |
| モンローウォーク | → 平均並み(ローズステークス) | ↗ やや良い(前走1着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↘ やや悪い(逃げ) | → 平均並み | ↑ 良い(回収率101.2%) | 良い: 血統(回収率) |
| ラベルセーヌ | —(三面川特別・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↘ やや悪い(先行) | → 平均並み | ↑ 良い(回収率101.2%) | 良い: 血統(回収率) |
| カナルサンマルタン | —(スイートピーステークス・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | ↗ やや良い(13週以上) | ↗ やや良い(差し) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| ガーネットフレア | —(夕月特別・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↘ やや悪い(先行) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| テイエムアイラン | —(納屋橋特別・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↘ やや悪い(先行) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| ハヤブササキチャン | —(HTB賞・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↘ やや悪い(先行) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| バースデイフライト | —(白百合ステークス・例が少ない) | → 平均並み(前走4〜5着) | ↘ やや悪い(3週以内) | ↗ やや良い(差し) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| マスターソアラ | → 平均並み(紫苑ステークス) | ↗ やや良い(前走1着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↗ やや良い(差し) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| ギャラボーグ | —(桜花賞・例が少ない) | ↗ やや良い(前走2〜3着) | ↗ やや良い(13週以上) | ↘ やや悪い(先行) | ↓ 悪い(この距離は苦手) | → 平均並み | 悪い: 血統(この距離は苦手) |
| サムシングスイート | → 平均並み(紫苑ステークス) | ↗ やや良い(前走2〜3着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | → 平均並み(追込) | → 平均並み | ↓ 悪い(回収率60.7%) | 悪い: 血統(回収率) |
| スマートプリエール | → 平均並み(ローズステークス) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↗ やや良い(差し) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| タイセイボーグ | → 平均並み(ローズステークス) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↘ やや悪い(先行) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| ナイスプレーアスク | → 平均並み(紫苑ステークス) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↘ やや悪い(逃げ) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| ロザーンジュ | —(カーネーションカップ・例が少ない) | ↗ やや良い(前走2〜3着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↗ やや良い(差し) | → 平均並み | ↓ 悪い(回収率50.4%) | 悪い: 血統(回収率) |
| スウィートハピネス | → 平均並み(ローズステークス) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↗ やや良い(差し) | ↓ 悪い(この距離は苦手) | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下・血統(この距離は苦手) |
| フェスティバルヒル | ↘ やや悪い(クイーンステークス) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↗ やや良い(差し) | → 平均並み | ↓ 悪い(回収率60.7%) | 悪い: 前走6着以下・血統(回収率) |
↑↓ は、たまたまでは説明しにくい差が出た区分です。↗↘→ は差があるとまでは言えない範囲の目安で、「—」は過去に例が少なく比べられないという意味です。
結局どう見るか
- 良い側に出ているのは、キズナ産駒のエンネ・ドリームコア・モンローウォーク・ラベルセーヌの4頭だけです。ただし4頭とも同じ父の回収率から来ているので、別々の根拠が重なっているわけではありません。
- 悪い側に出ているのは、前走6着以下のスマートプリエール・タイセイボーグ・ナイスプレーアスク、前走6着以下に父の判定も重なるスウィートハピネス(リアルインパクトの距離)とフェスティバルヒル(サートゥルナーリアの回収率)、父の判定だけのギャラボーグ(ロードカナロアの距離)・サムシングスイート(サートゥルナーリアの回収率)・ロザーンジュ(フィエールマンの回収率)です。父の判定はどれも同じ父の成績で、個々の馬の適性を示すものではありません。
- カナルサンマルタン・ガーネットフレア・テイエムアイラン・ハヤブササキチャン・バースデイフライト・マスターソアラの6頭は、どの見方でもはっきりした差が出ていません。差が出ないことは、弱いという意味ではありません。過去のデータでは判断材料にならなかった、というだけです。
- 脚質では、主な脚質が追込なのはエンネとサムシングスイートです。コース全体では追込が高い側に出ていますが、秋華賞のこれまでの追込は差が確認できず、当日の脚質は展開で変わります。
このレースで事前に言えたのは、コースの側の脚質と枠、そして前走6着以下の低い側です。枠は当日の枠順が出るまで各馬に割り当てられず、脚質は当日の展開で変わります。
最後に
各馬の勝率と期待値は、前日のオッズが出てから計算してWebアプリに掲載します。この記事は、その前段として「このレースで言われてきたことが本当か」を確かめるためのものです。
たまたま出た差を「傾向」と書かないために、判定は統計の検定を通したものだけに限っています。差が出なかった区分を含む全区分の成績は 京都芝2000m のコース傾向データ に掲載しています。
この記事の集計は、JRA全レースの勝率・複勝率・適正オッズ・期待値を毎週計算しているデータをもとにしています。自分の予想や印と重ねて、買う条件と見送る条件を検証したい方は、15日間の無料トライアルがあります。