各指標の成績
2024年4月度、アンサンブル競馬予想の成績についてまとめていきます!
まずは総合印・GPE印・最終評価それぞれの単複成績を振り返ります。
■総合印
■GPE印
■最終評価
4月度通算ですと、各指標平均的回収率に留まっており、効果を発揮した月とは言い難い印象です。
正直なところ今年1月終盤から4月14日の開催まで、各指標ともイマイチ成績の振るわない期間が続いていました。
それを打開すべく、4月度中旬にあるアップデートを行いました。
今回の記事でご注目頂きたいのはそれ以降の結果です。
複雑化していたロジックをシンプルに
アンサンブル競馬予想の各指標は、統計学に基づいた理論の積み重ねによって算出されています。
競馬予想を開始して以来何度もアップデートを重ねて来たのですが、その結果ロジックがあまりにも複雑になってしまっていました。
2024年4月19日に大幅なシンプル化
まずアンサンブル競馬予想の“アンサンブル”という表現ですが、もともとは統一・調和という意味合いの言葉です。
競馬予想においては、「複数の指標や予想モデルを混ぜ合わせる」というイメージを持って頂くと良いと思います。
例えばGPE指数を算出する過程で、まず別々の予測モデルを用意しています。
それらを統合・混ぜ合わせることで、最終的な各馬の数値を算出しているという形です。
この「別々の予測モデル」の部分について、2024年4月19日・大幅にシンプル化するアップデートを行いました。
予想精度はアップデートを行えば必ず良化するわけでなく、アップデートの内容によってはマイナスに働いてしまう場合も当然あります。
複雑化しすぎた事が精度低下に繋がっていると見て、よりシンプルな算出方法に戻したようなイメージです。
このアップデート後、成績がガラっと一変しました。
BOOKERS配信馬の不振が続いた、1月最終週~4月14日
アンサンブル競馬予想にはさまざまな指標がありますが、より多くの方に見て頂いている分かりやすい指標としては、やはり「BOOKERS配信馬」の成績を引き合いに出すのが分かりやすいと思います。
まず、BOOKERS配信馬の通算成績をご覧下さい。(2023年12月9日~24年4月28日)
軸馬としてはそこそこの成績を出せていますが、単勝や複勝狙いの成績としてはあと一歩足りません。
BOOKERS配信馬は上記期間のうち、今年1月最終週から4月14日まで低調となっていました。
その成績が下記です。
上記通算成績と比べると、この期間がいかに足を引っ張ってしまったかが分かります。
この低調から抜け出すべくアップデートを行ったわけです。
アップデート後のBOOKERS配信馬、好調期を思わせる活躍!!
4月20日~28日の中央競馬開催、アップデート後の2週間ですね。
ここが低調期以前のような好結果となり、かなり手応えを感じています。
その成績が下記です。
もちろんごく短期間の事ですので、今後も上手くいくとは限りません。
しかし、ロジックが大きく変化した直後の結果であり、偶然でない可能性も大きくあると見ています。
4月20日~28日、各指標の成績も底上げ
BOOKERS配信馬だけでなく、冒頭で載せた各指標の単複成績も見てみます。
冒頭では4月度全体の通算成績を載せましたが、これを4月20日以降に限定した成績が下記です。
■総合印
■GPE印
■最終評価
各指標、◎や軸候補馬の成績を中心に良化しているのがお分かり頂けるかと思います。
BOOKERS配信馬だけでなく、アンサンブル競馬予想の各指標にとって効果的なアップデートだったのではないかと、現時点では思っています。
5月度の成績に期待します!!
アップデート後の実戦成績が好調といえど、まだ2週間しか経っていません。
また、競馬は少しの差で大きく回収率が変わってしまいますし、運に左右される部分も大きいです。
現時点のロジックで、各指標の成績が今後どのくらい伸びるか?
やってみないと分からないというのも正直な所で、とにかく件数を重ねていく事が重要です。
5月度、しっかり推移を観察しつつ馬券へ活かしていきたい所です!