2026年9月6日(日)阪神11R・芝1200m。この記事は8月31日時点の登録馬を対象に、セントウルステークスと阪神芝1200mで語られてきた傾向がデータで支持されるかを確かめたものです。予想ではありません。
数字にはすべて「何頭ぶんの話か」を添えています。頭数が少ない数字は、たまたまでも簡単に動くからです。
セントウルステークスの過去の決着傾向とコース傾向の検証は セントウルステークスのデータ にまとめています。
この記事では「◯倍」という言い方をよく使います。比べる相手を1としたときの比率のことで、0.8倍なら2割ほど低い、1.02倍ならほぼ同じ、1.28倍なら3割ほど高い、という意味です。差の大きさを「何ポイント高い」で比べると、もともとの割合が違う区分どうしで大小が逆転するため、このサイトでは倍率で揃えています。
先に結論

- 前走の着順が、両側とも効いていました。 前走1着の3着内率は41.2%(17頭ぶん)で、同じレースに出ていた残りの馬17.0%の2.42倍(2.4倍ほど)。前走6着以下は12.9%(62頭ぶん)で、残りの馬29.1%の0.44倍(半分以下)。「前走を勝ってきた馬が強い」も「前走で大敗した馬は消していい」も、どちらも支持されました。
- 「このコースで追い込みは届かない」は逆でした。 阪神芝1200mの追込は複勝率10.4%(984頭ぶん)で、全国の同じコース型8.5%の1.22倍(2割ほど高い)。逃げも46.6%(436頭ぶん)で1.21倍と、両端が高い側です。
- 逃げは、買っても報われてきました。 単複平均214.3%(436頭ぶん)で、全国の同じ脚質148.3%より高い側。好走率と回収率の両方で高い側に出た区分は、これだけです。
- 確かめられなかったものも並べます。 内枠有利は2枠だけで、1枠は差が出ていません。外枠は不利・休み明けは走らないは、いずれも支持されませんでした。
ここで使っている勝率・期待値は、JRA全レース分を毎週計算して公開しています。
1. このレースで差が出た軸
過去8回・延べ117頭ぶんの集計です(2020年・2021年・2022年・2024年は中京開催なので除いています)。
前走1着は2.42倍、前走6着以下は0.44倍
| 区分 | 頭数 | 3着内 | 3着内率 | 基準 | 倍率 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 前走1着 | 17 | 7 | 41.2% | 17.0% | 2.42倍 | ↑ 高い |
| 前走2〜3着 | 16 | 5 | 31.2% | 18.8% | 1.66倍 | — 差なし |
| 前走4〜5着 | 22 | 4 | 18.2% | 21.1% | 0.86倍 | — 差なし |
| 前走6着以下 | 62 | 8 | 12.9% | 29.1% | 0.44倍 | ↓ 低い |
「基準」は同じレースに出ていた残りの馬の3着内率です。前走のレース名や出走間隔と違い、この軸はどのレースから来たかに依存しません。
上下の両端で差が出て、真ん中の2区分では出ていません。前走2〜3着の1.66倍も数字としては高い側ですが、16頭ぶんでは、たまたまの範囲を出ませんでした。
今年の登録馬では、前走1着が3頭(ピューロマジック・フリッカージャブ・メイショウヨゾラ)、前走6着以下が6頭(ヤブサメ・クラスペディア・タマモイカロス・タマモブラックタイ・ママコチャ・ムイ)です。
前走レースは、1つだけ差が出た。ただし今年は0頭
前走が京王杯スプリングカップだった馬の3着内率は75.0%(4頭ぶん)で、残りの馬18.6%より高い側です。前走レースで差が出たのはこの1区分だけでした。
⚠ 今年の登録馬にこの経路の馬はいません。今年のレースを読む材料にはなりません。
今年の登録馬で最も多い前走はCBC賞の4頭で、過去13頭中2頭が3着以内(15.4%)。北九州記念は2頭で過去40頭中9頭(22.5%)、アイビスサマーダッシュは2頭で過去12頭中2頭(16.7%)、高松宮記念は2頭で過去9頭中4頭(44.4%)。いずれも残りの馬との差があるとは言えません。
出走間隔は、前走のレースを映しているだけ
13週以上の3着内率は34.5%(29頭ぶん)で残りの馬15.9%の2.17倍ですが、差は出ていません。⚠ ただしこの区分は前走のレースと重なっています(29頭のうち高松宮記念が9頭、京王杯スプリングカップが4頭)。間隔そのものの効果としては読めません。
2. コースで差が出た軸
阪神芝1200mについて32件を検定し、差が確認できたのは8件でした(230レース・3035頭ぶんの集計)。好走率の側で差が出た5区分は、すべて「全国より高い」側です。低い側に出た区分は1つもありません。
脚質 — 前と後ろの両端が高い

逃げは46.6%(436頭ぶん)で全国の同じ区分38.6%の1.21倍、追込は10.4%(984頭ぶん)で同8.5%の1.22倍でした。先行と差しには差が出ていません。
前と後ろの上下関係そのものは変わりません。逃げの46.6%と追込の10.4%では4倍以上の開きがあります。変わるのは、同じ脚質どうしを全国と比べたときのはみ出し方で、そこでは両端がそろって高い側です。
「このコースは前が止まらないから追い込みは届かない」という語られ方は、このコースの数字では再現されませんでした。
一方で、このレースの過去8年に限ると追込は11.1%(36頭ぶん)で0.92倍、差は出ていません。36頭ぶんでは判定に足りない、ということです。
⚠ 「主な脚質」は過去のレースで最も多かった脚質で、当日の展開で変わります。今年の登録馬のうち主な脚質が逃げなのは4頭(メイショウヨゾラ・ピューロマジック・フリッカージャブ・クラスペディア)です。
枠 — 内寄りから中が高い

差が出たのは3枠28.4%(348頭ぶん・1.35倍)、2枠28.5%(330頭ぶん・1.31倍)、5枠25.8%(391頭ぶん・1.31倍)の3つです。
「内枠が有利」は2枠では支持されましたが、1枠では出ていません。 1枠は23.3%(309頭ぶん)で1.03倍(比較相手とほぼ同じ)です。一番内が一番良いという並びにはなっていません。「外枠は不利」も支持されておらず、8枠は16.9%(443頭ぶん)で0.88倍でした。
⚠ 枠順は当日まで決まりません。ここで書いているのは、このコースの過去の傾向です。
人気 — どちらの集計でも動いていない

阪神芝1200mの好走率では、人気の区分で差が出たものはありません。このレースの過去8年でも、1-3番人気の3着内率は54.2%(24頭ぶん)で全国の同型重賞48.4%の1.12倍、4-6番人気は20.8%(24頭ぶん)で0.8倍、7-9番人気は16.7%(24頭ぶん)で1.35倍、10番人気以下は4.4%(45頭ぶん)で0.63倍。荒れやすいとも堅いとも言えません。
差が出なかった区分を含む全区分の成績は 阪神芝1200m のコース傾向データ に掲載しています。
3. よく言われるけれど、確かめられなかったこと
差が出なかったことは「調べていない」という意味ではありません。調べたうえで、たまたまの範囲を出なかった、ということです。
- 「内枠が有利」(1枠) — 23.3%(309頭ぶん)で1.03倍。2枠では差が出ましたが、1枠は動いていません。
- 「外枠は不利」 — 8枠16.9%(443頭ぶん)で0.88倍。低い側に見えますが、差は出ていません。
- 「休み明けは走らない」 — 13週以上は34.5%(29頭ぶん)で2.17倍。差は出ていません。⚠ この区分は前走のレースと重なっています。
- 「このレースは追込が届かない」 — 過去8年の追込は11.1%(36頭ぶん)で0.92倍。差は出ていません。
- 脚質の決着(このレースの側) — 逃げ29.4%(17頭ぶん)で0.93倍、先行25.0%(24頭ぶん)で0.96倍、差し22.5%(40頭ぶん)で1.15倍。どれも差は出ていません。
同じ「追い込み」でも、コースの側(984頭ぶん)では差が出て、このレースの側(36頭ぶん)では出ていません。判定していないことと、差がないことは別です。
4. 馬券妙味はあるか
ここまでは「よく走ってきたか」の話でした。「買って報われてきたか」は別の軸です。
阪神芝1200mの回収率で差が出たのは3区分でした。
- 逃げ — 単複平均214.3%(436頭ぶん)。全国の同じ脚質は148.3%で、高い側。
- 差し — 55.8%(966頭ぶん)。全国の同じ脚質は70.4%で、低い側。
- 7枠 — 48.4%(429頭ぶん)。全国の同じ枠は77.3%で、低い側。
判定はすべて全国の同じ区分と比べた結果で、100%を超えているかどうかではありません。控除率があるので平均はもともと100%を下回ります(この距離帯の芝に出た馬全体で74.0%)。
逃げは好走率でも回収率でも高い側に出た、このコースで唯一の区分です。ただし逃げられるかどうかは当日の枠順と展開で決まります。今の時点で分かるのは「過去にどう決まってきたか」までです。
追込は好走率だけが高い側で、回収率には差が出ていません。走ってきた分はオッズに反映されている、という形です。
⚠ これは過去の集計であって、これから当たる・儲かることを示すものではありません。
5. 血統から見る
父ごとの成績を芝1000〜1400mで見ます(2016年8月31日以降・全国74486走、うち阪神は7875走)。この舞台に出た馬全体では3着以内が20.5%、単勝と複勝を1点ずつ買ったときの平均回収率は74.0%でした。
| 父 | 今年の登録馬 | 全国 出走 | 3着内率 | 距離が合うか | 単複平均回収率 | 妙味 | 阪神 出走 | 3着内率 | 阪神が合うか |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロードカナロア | レッドモンレーヴ | 3572 | 28.3% | ↑ この距離が得意 | 83.7% | ↑ 回収率が高い | 500 | 28.8% | — 他場と変わらない |
| ビッグアーサー | ビッグシーザー | 1288 | 26.8% | ↑ この距離が得意 | 76.1% | — 差なし | 107 | 27.1% | — 他場と変わらない |
| ミッキーアイル | ムイ | 1085 | 24.8% | — 他の距離と変わらない | 69.8% | — 差なし | 110 | 28.2% | — 他場と変わらない |
| ルーラーシップ | ヨシノイースター | 1071 | 22.4% | — 他の距離と変わらない | 70.0% | — 差なし | 150 | 19.3% | — 他場と変わらない |
| ファインニードル | ヤブサメ | 504 | 25.8% | ↑ この距離が得意 | 109.4% | ↑ 回収率が高い | 42 | 31.0% | — 他場と変わらない |
| クロフネ | ママコチャ | 488 | 18.6% | — 他の距離と変わらない | 61.7% | — 差なし | 70 | 21.4% | — 他場と変わらない |
| フランケル | ティニア | 320 | 32.5% | — 他の距離と変わらない | 58.3% | ↓ 回収率が低い | 50 | 36.0% | — 他場と変わらない |
| ブリックスアンドモルタル | ダイヤモンドノット | 267 | 22.1% | — 他の距離と変わらない | 54.8% | — 差なし | 28 | 32.1% | 28走では判定できません |
| デクラレーションオブウォー | タマモイカロス・タマモブラックタイ | 256 | 23.0% | — 他の距離と変わらない | 105.2% | — 差なし | 22 | 22.7% | 22走では判定できません |
| サートゥルナーリア | フリッカージャブ | 222 | 30.6% | — 他の距離と変わらない | 110.2% | — 差なし | 12 | 25.0% | 12走では判定できません |
| ミスターメロディ | クラスペディア | 220 | 22.3% | ↑ この距離が得意 | 79.6% | — 差なし | 12 | 16.7% | 12走では判定できません |
| アジアエクスプレス | ピューロマジック | 202 | 18.8% | ↑ この距離が得意 | 81.3% | — 差なし | 15 | 40.0% | 15走では判定できません |
| グレーターロンドン | メイショウヨゾラ | 193 | 24.9% | — 他の距離と変わらない | 74.3% | — 差なし | 12 | 58.3% | 12走では判定できません |
| シュヴァルグラン | カルプスペルシュ | 116 | 21.6% | — 他の距離と変わらない | 63.9% | — 差なし | 5 | 0.0% | 5走では判定できません |
| ウォーフロント | プロトポロス | 45 | 33.3% | 判定対象外(出走数が少ない) | 50.7% | — 差なし | 5 | 20.0% | 5走では判定できません |
「距離が合うか」は父の優秀さではなく、同じ父の産駒どうしで、この距離帯と他の距離を比べた結果です。判定は全国の芝1000〜1400mで行っています。阪神に絞ると1つの父につき数十走しかなく、ほとんどの父で差を確かめられないためです(阪神の欄は参考値)。
- この距離が向いている父: ロードカナロア(この距離28.3% / 他の距離26.1%・レッドモンレーヴ)、ビッグアーサー(この距離26.8% / 他の距離7.0%・ビッグシーザー)、ファインニードル(この距離25.8% / 他の距離17.4%・ヤブサメ)、ミスターメロディ(この距離22.3% / 他の距離16.6%・クラスペディア)
- 買って報われてきた父: ロードカナロア(単複平均83.7%・レッドモンレーヴ)、ファインニードル(単複平均109.4%・ヤブサメ)
- 人気のわりに報われていない父: フランケル(単複平均58.3%・ティニア)
- 阪神に限って判定できたのは7父ですが、いずれも他場と差はありませんでした。血統から「阪神が得意」とは言いにくい、というのがこのデータの答えです。
上の表で「この距離が得意」が付いた父には、アジアエクスプレス(ピューロマジック)も入っています。父アジアエクスプレスの18.8%は、この舞台の平均20.5%より低い数字ですが、同じ父の他の距離9.1%と比べると高い側という意味です。父どうしの比較ではありません。
⚠ いずれも父単位の集計であって、出走する個々の馬の適性を示すものではありません。
6. 今年の登録馬
17頭が登録しています(出走馬はまだ確定していません)。集計は2026年8月31日より前の出走のみです。
| 馬名 | 父 | 通算 | 前走 | 当コース | 同距離帯 | 重賞 | 主な脚質 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ピューロマジック | アジアエクスプレス | 18戦10好走 | アイビスサマーダッシュ 1着(1人気) | 2戦2好走 | 17戦9好走 | 12戦5好走 | 逃げ |
| ママコチャ | クロフネ | 25戦15好走 | 高松宮記念 9着(4人気) | 1戦1好走 | 19戦11好走 | 17戦8好走 | 先行 |
| レッドモンレーヴ | ロードカナロア | 25戦12好走 | 高松宮記念 2着(15人気) | — | 8戦4好走 | 17戦4好走 | 追込 |
| フリッカージャブ | サートゥルナーリア | 11戦7好走 | 北九州記念 1着(1人気) | — | 11戦7好走 | 2戦1好走 | 逃げ |
| ヨシノイースター | ルーラーシップ | 37戦18好走 | 北九州記念 3着(4人気) | 6戦3好走 | 37戦18好走 | 12戦4好走 | 先行 |
| ビッグシーザー | ビッグアーサー | 23戦12好走 | アイビスサマーダッシュ 4着(4人気) | 2戦1好走 | 23戦12好走 | 13戦4好走 | 先行 |
| タマモブラックタイ | デクラレーションオブウォー | 25戦5好走 | CBC賞 16着(16人気) | 1戦1好走 | 20戦5好走 | 9戦1好走 | 先行 |
| クラスペディア | ミスターメロディ | 13戦6好走 | CBC賞 11着(10人気) | — | 12戦6好走 | 9戦2好走 | 逃げ |
| ヤブサメ | ファインニードル | 19戦9好走 | 朱鷺ステークス 12着(4人気) | 2戦1好走 | 17戦9好走 | 2戦0好走 | 差し |
| ティニア | フランケル | 26戦9好走 | 青函ステークス 5着(6人気) | 2戦1好走 | 23戦8好走 | 3戦0好走 | 差し |
| カルプスペルシュ | シュヴァルグラン | 15戦7好走 | 函館スプリントステークス 5着(2人気) | — | 15戦7好走 | 6戦1好走 | 先行 |
| プロトポロス | ウォーフロント | 15戦5好走 | CBC賞 4着(17人気) | — | 12戦4好走 | 3戦0好走 | 先行 |
| タマモイカロス | デクラレーションオブウォー | 10戦7好走 | CBC賞 6着(6人気) | 1戦1好走 | 10戦7好走 | 4戦1好走 | 差し |
| ダイヤモンドノット | ブリックスアンドモルタル | 8戦6好走 | NHKマイルカップ 5着(3人気) | 1戦1好走 | 6戦5好走 | 4戦3好走 | 先行 |
| メイショウヨゾラ | グレーターロンドン | 16戦7好走 | 会津ステークス 1着(1人気) | — | 3戦2好走 | 2戦0好走 | 逃げ |
| ムイ | ミッキーアイル | 10戦3好走 | 安土城ステークス 15着(12人気) | — | 9戦3好走 | 3戦0好走 | 追込 |
| ファストネットワーク | — | — | — | — | — | — | — |
「主な脚質」は過去のレースで最も多かった脚質です。当日の展開で変わるため、そのまま当日の脚質になるとは限りません。ファストネットワークは集計対象になる出走記録がなく、どの見方でも比べられません。
7. 6つの見方に当てはめる
このレースでは、出走した馬のうち20.5%が3着以内に入っています。その平均と比べて各馬が当てはまる区分が良かったか悪かったかを、6つの見方で並べました。どの馬が勝つかを予想したものではありません。
| 馬名 | 父 | 過去の傾向との重なり |
|---|---|---|
| ピューロマジック | アジアエクスプレス | 良い: 前走1着 17頭ぶん・血統(この距離が得意) 202走ぶん |
| レッドモンレーヴ | ロードカナロア | 良い: 血統(この距離が得意) 3572走ぶん・血統(回収率) 3572走ぶん |
| ヤブサメ | ファインニードル | 良い: 血統(この距離が得意) 504走ぶん・血統(回収率) 504走ぶん / 悪い: 前走6着以下 62頭ぶん |
| ビッグシーザー | ビッグアーサー | 良い: 血統(この距離が得意) 1288走ぶん |
| フリッカージャブ | サートゥルナーリア | 良い: 前走1着 17頭ぶん |
| メイショウヨゾラ | グレーターロンドン | 良い: 前走1着 17頭ぶん |
| クラスペディア | ミスターメロディ | 良い: 血統(この距離が得意) 220走ぶん / 悪い: 前走6着以下 62頭ぶん |
| タマモイカロス | デクラレーションオブウォー | 悪い: 前走6着以下 62頭ぶん |
| タマモブラックタイ | デクラレーションオブウォー | 悪い: 前走6着以下 62頭ぶん |
| ティニア | フランケル | 悪い: 血統(回収率) 320走ぶん |
| ママコチャ | クロフネ | 悪い: 前走6着以下 62頭ぶん |
| ムイ | ミッキーアイル | 悪い: 前走6着以下 62頭ぶん |
| 馬名 | 前走レース | 前走の着順 | 出走間隔 | 脚質 | 血統(距離) | 血統(妙味) | まとめ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ピューロマジック | ↘ やや悪い(アイビスサマーダッシュ) | ↑ 良い(前走1着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | → 平均並み(逃げ) | ↑ 良い(この距離が得意) | → 平均並み | 良い: 前走1着・血統(この距離が得意) |
| レッドモンレーヴ | ↗ やや良い(高松宮記念) | ↗ やや良い(前走2〜3着) | ↗ やや良い(13週以上) | → 平均並み(追込) | ↑ 良い(この距離が得意) | ↑ 良い(回収率83.7%) | 良い: 血統(この距離が得意)・血統(回収率) |
| ヤブサメ | —(朱鷺ステークス・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | → 平均並み(3週以内) | → 平均並み(差し) | ↑ 良い(この距離が得意) | ↑ 良い(回収率109.4%) | 良い: 血統(この距離が得意)・血統(回収率) / 悪い: 前走6着以下 |
| ビッグシーザー | ↘ やや悪い(アイビスサマーダッシュ) | → 平均並み(前走4〜5着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | → 平均並み(先行) | ↑ 良い(この距離が得意) | → 平均並み | 良い: 血統(この距離が得意) |
| フリッカージャブ | ↗ やや良い(北九州記念) | ↑ 良い(前走1着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | → 平均並み(逃げ) | → 平均並み | → 平均並み | 良い: 前走1着 |
| メイショウヨゾラ | —(会津ステークス・例が少ない) | ↑ 良い(前走1着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | → 平均並み(逃げ) | → 平均並み | → 平均並み | 良い: 前走1着 |
| クラスペディア | ↘ やや悪い(CBC賞) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(4〜6週) | → 平均並み(逃げ) | ↑ 良い(この距離が得意) | → 平均並み | 良い: 血統(この距離が得意) / 悪い: 前走6着以下 |
| カルプスペルシュ | —(函館スプリントステークス・例が少ない) | → 平均並み(前走4〜5着) | ↗ やや良い(13週以上) | → 平均並み(先行) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| ダイヤモンドノット | ↗ やや良い(NHKマイルカップ) | → 平均並み(前走4〜5着) | ↗ やや良い(13週以上) | → 平均並み(先行) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| ファストネットワーク | —(—・例が少ない) | —(—・例が少ない) | —(—・例が少ない) | —(—・例が少ない) | —(データなし) | —(データなし) | はっきりした差なし |
| プロトポロス | ↘ やや悪い(CBC賞) | → 平均並み(前走4〜5着) | ↘ やや悪い(4〜6週) | → 平均並み(先行) | —(出走が少ない) | → 平均並み | はっきりした差なし |
| ヨシノイースター | ↗ やや良い(北九州記念) | ↗ やや良い(前走2〜3着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | → 平均並み(先行) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| タマモイカロス | ↘ やや悪い(CBC賞) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(4〜6週) | → 平均並み(差し) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| タマモブラックタイ | ↘ やや悪い(CBC賞) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(4〜6週) | → 平均並み(先行) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| ティニア | —(青函ステークス・例が少ない) | → 平均並み(前走4〜5着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | → 平均並み(差し) | → 平均並み | ↓ 悪い(回収率58.3%) | 悪い: 血統(回収率) |
| ママコチャ | ↗ やや良い(高松宮記念) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↗ やや良い(13週以上) | → 平均並み(先行) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| ムイ | —(安土城ステークス・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↗ やや良い(13週以上) | → 平均並み(追込) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
↑↓ は、たまたまでは説明しにくい差が出た区分です。↗↘→ は差があるとまでは言えない範囲の目安で、「—」は過去に例が少なく比べられないという意味です。
結局どう読むか
過去に良かった区分に最も多く当てはまるのはピューロマジック・レッドモンレーヴ・ヤブサメの3頭で、いずれも2つです。ただし当てはまり方は3頭とも違います。
- ピューロマジックは前走1着と血統(距離)。別々の軸なので、根拠が重なっていません。
- レッドモンレーヴは血統だけです。父ロードカナロアが距離と回収率の両方で高い側に出ているので、2つに見えても理由は1つです。
- ヤブサメも血統だけで、しかも前走6着以下という低い側の判定が同時に付いています。
割れている馬は、割れたまま置いておきます。 ヤブサメとクラスペディアがそれです。
前走1着だけが当てはまるのはフリッカージャブとメイショウヨゾラ。理由が同じなので、この2頭のあいだにデータ上の優劣はありません。
逆側に出たのはタマモイカロス・タマモブラックタイ・ティニア・ママコチャ・ムイ。ティニア以外の4頭は「前走6着以下」という同じ理由です。
残る5頭は、どの見方でもはっきりした差が出ていません。差が出なかった馬について「弱い」とは書きません。 過去のデータでは判断材料にならない、というだけです。
コース側で残るのは、逃げと追込の両端が高い側に出ていること、2枠・3枠・5枠が高い側に出ていること、そして逃げが買っても報われてきたことです。枠は当日まで決まらず、脚質も展開で変わります。今の時点で手元に残るのは、前走の着順の側です。
最後に
各馬の勝率と期待値は、前日のオッズが出てから計算してWebアプリに掲載します。この記事は、その前段として「このレースで言われてきたことが本当か」を確かめるためのものです。
たまたま出た差を「傾向」と書かないために、判定は統計の検定を通したものだけに限っています。
この記事の集計は、JRA全レースの勝率・複勝率・適正オッズ・期待値を毎週計算しているデータをもとにしています。自分の予想や印と重ねて、買う条件と見送る条件を検証したい方は、15日間の無料トライアルがあります。