京成杯オータムハンデキャップ2026|過去データを統計検証、本当に意味があった傾向は?

2026年9月5日(土)中山11R・芝1600m。この記事は8月31日時点の登録馬を対象に、京成杯オータムハンデキャップと中山芝1600mで語られてきた傾向がデータで支持されるかを確かめたものです。予想ではありません。

数字にはすべて「何頭ぶんの話か」を添えています。頭数が少ない数字は、たまたまでも簡単に動くからです。

京成杯オータムハンデキャップの過去の決着傾向とコース傾向の検証は 京成杯オータムハンデキャップのデータ にまとめています。


この記事では「◯倍」という言い方をよく使います。比べる相手を1としたときの比率のことで、0.8倍なら2割ほど低い、1.02倍ならほぼ同じ、1.28倍なら3割ほど高い、という意味です。差の大きさを「何ポイント高い」で比べると、もともとの割合が違う区分どうしで大小が逆転するため、このサイトでは倍率で揃えています。


先に結論

京成杯オータムハンデキャップ2026で差が出たファクターの要約
京成杯オータムハンデキャップ2026で差が出たファクターの要約
  • 「このコースで追い込みは届かない」は支持されました。 中山芝1600mの追込は複勝率11.4%(2856頭ぶん)で、全国の同じコース型13.2%の0.86倍(1割ほど低い)。差しも19.7%(2758頭ぶん)で0.83倍と、同じ向きです。今回検証した定説のうち、支持されたのはこれだけでした。
  • このレースでは、10番人気以下がよく飛び込んできました。 過去11年の10番人気以下の3着内率は15.2%(66頭ぶん)で、全国の同型重賞6.0%の2.53倍(2.5倍ほど)。人気の帯でこのレースだけに差が出たのはここです。
  • 前走2〜3着だった馬が、はっきり良い側に出ています。 3着内率39.3%(28頭ぶん)は、同じレースに出ていた残りの馬16.1%の2.44倍。今年の登録馬では2頭(クランフォード・ディールメーカー)が当てはまります。
  • 確かめられなかったものも並べます。 内枠有利・外枠不利・前走大敗は消し・前走を勝ってきた馬が強い・休み明けは走らない。いずれもこのレースとこのコースのデータでは支持されませんでした。

ここで使っている勝率・期待値は、JRA全レース分を毎週計算して公開しています。

1. コースで差が出た軸

中山芝1600mについて32件を検定し、差が確認できたのは8件でした(629レース・8978頭ぶんの集計)。好走率の側で差が出た4区分は、すべて「全国より低い」側です。高い側に出た区分は1つもありません。

脚質 — 後ろからの2つが低い

中山芝1600m 脚質別の成績
中山芝1600m 脚質別の成績

追込は11.4%(2856頭ぶん)で全国の同じ区分13.2%の0.86倍、差しは19.7%(2758頭ぶん)で同23.7%の0.83倍でした。

逃げと先行には差が出ていません。「前が止まらない」ではなく「後ろが届きにくい」という形です。2758頭ぶん・2856頭ぶんという規模で出ている差なので、頭数の少なさで説明できるものではありません。

⚠ 「主な脚質」は過去のレースで最も多かった脚質で、当日の展開で変わります。

枠 — 6枠と7枠が低い

中山芝1600m 枠順別の成績
中山芝1600m 枠順別の成績

差が出たのは6枠18.4%(1178頭ぶん・0.81倍)と7枠19.2%(1211頭ぶん・0.86倍)の2つだけです。

内も外も端は動いていません。1枠は23.6%(995頭ぶん)で0.97倍(比較相手とほぼ同じ)、2枠は22.7%(1036頭ぶん)で0.96倍、8枠は19.3%(1230頭ぶん)で0.93倍。いずれも差は出ていません。

内が有利でも外が不利でもなく、動いていたのは中の外寄りでした。

⚠ 枠順は当日まで決まりません。ここで書いているのは、このコースの過去の傾向です。

人気 — コースの側では動いていない

中山芝1600m 人気別の成績
中山芝1600m 人気別の成績

中山芝1600mの好走率では、人気の区分で差が出たものはありません。人気の話で差が出たのは、次の節で見る「このレースの過去11年」の側だけです。

差が出なかった区分を含む全区分の成績は 中山芝1600m のコース傾向データ に掲載しています。


2. このレースで差が出た軸

過去11回・延べ165頭ぶんの集計です(2014年は新潟開催なので除いています)。

10番人気以下が基準の2.53倍

10番人気以下の3着内率は15.2%(66頭ぶん)で、全国の同型重賞6.0%の2.53倍でした。1-3番人気は39.4%(33頭ぶん)で44.1%の0.89倍、4-6番人気は18.2%(33頭ぶん)で0.65倍、7-9番人気は12.1%(33頭ぶん)で0.81倍。いずれも差は出ていません。

上位人気が弱いという結果ではありません。動いているのは下の帯だけです。

前走2〜3着が2.44倍

前走2〜3着だった馬の3着内率は39.3%(28頭ぶん)で、同じレースに出ていた残りの馬16.1%の2.44倍。前走の着順で差が出たのはこの区分だけです。

前走1着は17.6%(17頭ぶん)で0.87倍、前走4〜5着は15.4%(26頭ぶん)で0.74倍、前走6着以下は16.0%(94頭ぶん)で0.63倍。どれも差は出ていません。

今年の登録馬で前走2〜3着なのは、クランフォード(関屋記念2着)とディールメーカー(ラジオNIKKEI賞2着)の2頭です。

⚠ 前の節のコースの数字と、この節のレースの数字は集計の範囲が違います(片方は中山芝1600m全体、片方はこのレースの過去11年)。並べて見比べないでください。


3. よく言われるけれど、確かめられなかったこと

差が出なかったことは「調べていない」という意味ではありません。調べたうえで、たまたまの範囲を出なかった、ということです。

  • 「内枠が有利」 — 1枠23.6%(995頭ぶん)で0.97倍、2枠22.7%(1036頭ぶん)で0.96倍。
  • 「外枠は不利」 — 8枠19.3%(1230頭ぶん)で0.93倍。1230頭ぶんの集計でも差は出ていません。
  • 「前走で大敗した馬は消していい」 — 前走6着以下は16.0%(94頭ぶん)で、残りの馬25.4%の0.63倍。この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。過去11年で最も多い前走着順の区分がここです。
  • 「前走を勝ってきた馬が強い」 — 前走1着は17.6%(17頭ぶん)で0.87倍。差は出ていません。
  • 「休み明けは走らない」 — 13週以上は19.6%(46頭ぶん)で、残りの馬20.2%の0.97倍。⚠ ただしこの区分は前走のレースと重なっています。間隔そのものの効果としては読めません。
  • 「このレースは追込が届かない」 — 過去11年の追込は14.3%(49頭ぶん)で0.95倍。同じ「追い込み」でも、コースの側(2856頭ぶん)では差が出て、このレースの側(49頭ぶん)では出ていません。

前走レース別も、10通りを並べて差が出た区分はありません。今年の登録馬で最も多い前走は関屋記念の3頭(ドロップオブライト・メタルスピード・クランフォード)ですが、過去48頭中8頭が3着以内(16.7%)で、残りの馬との差があるとは言えません。


4. 馬券妙味はあるか

ここまでは「よく走ってきたか」の話でした。「買って報われてきたか」は別の軸です。

中山芝1600mの回収率で差が出たのは4区分で、すべて全国より低い側でした。

  • 逃げ — 単複平均116.8%(1589頭ぶん)。全国の同じ脚質は143.1%。
  • 差し — 56.5%(2758頭ぶん)。全国の同じ脚質は67.4%。
  • 6枠 — 49.8%(1178頭ぶん)。全国の同じ枠は76.2%。
  • 10番人気以下 — 45.2%(3345頭ぶん)。全国の同じ人気帯は64.1%。

判定はすべて全国の同じ区分と比べた結果で、100%を超えているかどうかではありません。控除率があるので平均はもともと100%を下回ります(この距離帯の芝に出た馬全体で71.4%)。逃げの116.8%がその例です。数字だけ見れば高い部類ですが、全国の同じ脚質143.1%と比べると低い側に入ります。

差しは好走率でも回収率でも低い側に出ました。走っていないうえに、走った回数のわりに買われている形です。逃げは好走率に差がなく、回収率だけが低い側に出ています。

⚠ これは過去の集計であって、これから当たる・儲かることを示すものではありません。


5. 血統から見る

父ごとの成績を芝1400〜1800mで見ます(2016年8月31日以降・全国109087走、うち中山は13613走)。この舞台に出た馬全体では3着以内が22.0%、単勝と複勝を1点ずつ買ったときの平均回収率は71.4%でした。

今年の登録馬全国 出走3着内率距離が合うか単複平均回収率妙味中山 出走3着内率中山が合うか
ディープインパクトサイルーン589734.6%↑ この距離が得意80.0%↑ 回収率が高い63932.9%— 他場と変わらない
ダイワメジャーエコロブルーム330825.8%— 他の距離と変わらない69.9%— 差なし42724.4%— 他場と変わらない
エピファネイアアルセナール・ヴァルキリーバース327928.3%↑ この距離が得意80.4%— 差なし36723.2%— 他場と変わらない
キズナブラウンラチェット268729.4%— 他の距離と変わらない94.6%↑ 回収率が高い27832.4%— 他場と変わらない
スクリーンヒーローリラボニート152524.9%— 他の距離と変わらない79.1%— 差なし26124.1%— 他場と変わらない
シルバーステートメタルスピード133724.5%— 他の距離と変わらない70.6%— 差なし20831.2%↑ この競馬場が得意
イスラボニータディールメーカー101227.7%↑ この距離が得意99.0%— 差なし13532.6%— 他場と変わらない
ブリックスアンドモルタルクランフォード79226.9%↑ この距離が得意63.6%— 差なし9130.8%— 他場と変わらない
ミッキーアイルムイ75325.2%— 他の距離と変わらない84.3%— 差なし5920.3%— 他場と変わらない
サトノダイヤモンドピコローズ65023.1%— 他の距離と変わらない71.6%— 差なし7418.9%— 他場と変わらない
レイデオロミナデオロ63526.8%— 他の距離と変わらない72.8%— 差なし6930.4%— 他場と変わらない
サートゥルナーリアファンダム59630.5%— 他の距離と変わらない90.6%— 差なし6439.1%— 他場と変わらない
アメリカンペイトリオットラケマーダ42017.1%↓ この距離は苦手96.2%— 差なし4918.4%— 他場と変わらない
トーセンラードロップオブライト40913.7%↓ この距離は苦手69.3%— 差なし6417.2%— 他場と変わらない
アドマイヤマーズテレサ30122.3%↓ この距離は苦手57.9%— 差なし3318.2%— 他場と変わらない
ファインニードルクルゼイロドスル30121.6%— 他の距離と変わらない76.0%— 差なし3528.6%— 他場と変わらない
フィエールマンフォルテアンジェロ23427.8%— 他の距離と変わらない75.9%— 差なし2944.8%29走では判定できません
ダノンプレミアムレザベーション13521.5%— 他の距離と変わらない95.0%— 差なし1520.0%15走では判定できません

「距離が合うか」は父の優秀さではなく、同じ父の産駒どうしで、この距離帯と他の距離を比べた結果です。判定は全国の芝1400〜1800mで行っています。中山に絞ると1つの父につき数十走しかなく、ほとんどの父で差を確かめられないためです(中山の欄は参考値)。

  • この距離が向いている父: ディープインパクト(この距離34.6% / 他の距離30.7%・サイルーン)、エピファネイア(この距離28.3% / 他の距離26.4%・アルセナール・ヴァルキリーバース)、イスラボニータ(この距離27.7% / 他の距離21.8%・ディールメーカー)、ブリックスアンドモルタル(この距離26.9% / 他の距離22.4%・クランフォード)
  • この距離では落ちる父: アメリカンペイトリオット(この距離17.1% / 他の距離22.2%・ラケマーダ)、トーセンラー(この距離13.7% / 他の距離22.6%・ドロップオブライト)、アドマイヤマーズ(この距離22.3% / 他の距離28.7%・テレサ)
  • 買って報われてきた父: ディープインパクト(単複平均80.0%・サイルーン)、キズナ(単複平均94.6%・ブラウンラチェット)
  • 中山で他場と差が出た父: シルバーステート(中山31.2% / 他場22.4%・メタルスピード)

中山に絞った欄は参考値ですが、シルバーステートだけは208走ぶんあり、他場との差が出ています。残りの父は中山での出走が数十走にとどまり、この競馬場が合うかどうかを確かめられていません。

⚠ いずれも父単位の集計であって、出走する個々の馬の適性を示すものではありません。


6. 今年の登録馬

19頭が登録しています(出走馬はまだ確定していません)。集計は2026年8月31日より前の出走のみです。

馬名通算前走当コース同距離帯重賞主な脚質
ミナデオロレイデオロ17戦7好走中京記念 5着(11人気)16戦7好走2戦0好走先行
クランフォードブリックスアンドモルタル16戦8好走関屋記念 2着(8人気)15戦8好走4戦1好走逃げ
ドロップオブライトトーセンラー33戦14好走関屋記念 12着(10人気)2戦2好走14戦7好走13戦4好走差し
クルゼイロドスルファインニードル23戦7好走朱鷺ステークス 14着(6人気)4戦2好走22戦7好走8戦0好走差し
ヴァルキリーバースエピファネイア6戦4好走府中牝馬ステークス 14着(1人気)1戦1好走3戦1好走2戦1好走差し
サイルーンディープインパクト21戦12好走しらさぎステークス 14着(4人気)6戦5好走19戦11好走6戦1好走差し
ピコローズサトノダイヤモンド15戦8好走新潟日報賞 1着(3人気)5戦2好走13戦7好走差し
フォルテアンジェロフィエールマン5戦3好走東京優駿 12着(8人気)1戦1好走3戦1好走差し
メタルスピードシルバーステート40戦16好走関屋記念 14着(7人気)14戦10好走38戦16好走6戦1好走逃げ
ラケマーダアメリカンペイトリオット32戦12好走パラダイスステークス 8着(6人気)1戦1好走32戦12好走7戦1好走差し
リラボニートスクリーンヒーロー25戦13好走クイーンステークス 7着(11人気)2戦1好走22戦11好走4戦1好走先行
エコロブルームダイワメジャー6戦5好走安土城ステークス 1着(7人気)1戦1好走6戦5好走2戦2好走先行
ファンダムサートゥルナーリア8戦4好走しらさぎステークス 4着(5人気)3戦3好走6戦4好走5戦1好走先行
テレサアドマイヤマーズ10戦4好走府中牝馬ステークス 15着(11人気)8戦4好走5戦1好走逃げ
アルセナールエピファネイア11戦5好走谷川岳ステークス 6着(9人気)2戦2好走10戦5好走3戦1好走先行
レザベーションダノンプレミアム6戦3好走NHKマイルカップ 6着(11人気)1戦1好走6戦3好走2戦1好走逃げ
ムイミッキーアイル10戦3好走安土城ステークス 15着(12人気)1戦0好走5戦2好走3戦0好走追込
ブラウンラチェットキズナ9戦2好走府中牝馬ステークス 7着(15人気)6戦2好走8戦1好走先行
ディールメーカーイスラボニータ5戦4好走ラジオNIKKEI賞 2着(8人気)3戦2好走5戦4好走2戦1好走逃げ

「主な脚質」は過去のレースで最も多かった脚質です。当日の展開で変わるため、そのまま当日の脚質になるとは限りません。


7. 6つの見方に当てはめる

このレースでは、出走した馬のうち20.0%が3着以内に入っています。その平均と比べて各馬が当てはまる区分が良かったか悪かったかを、6つの見方で並べました。どの馬が勝つかを予想したものではありません。

馬名過去の傾向との重なり
クランフォードブリックスアンドモルタル良い: 前走2〜3着 28頭ぶん・血統(この距離が得意) 792走ぶん
サイルーンディープインパクト良い: 血統(この距離が得意) 5897走ぶん・血統(回収率) 5897走ぶん
ディールメーカーイスラボニータ良い: 前走2〜3着 28頭ぶん・血統(この距離が得意) 1012走ぶん
アルセナールエピファネイア良い: 血統(この距離が得意) 3279走ぶん
ブラウンラチェットキズナ良い: 血統(回収率) 2687走ぶん
ヴァルキリーバースエピファネイア良い: 血統(この距離が得意) 3279走ぶん
テレサアドマイヤマーズ悪い: 血統(この距離は苦手) 301走ぶん
ドロップオブライトトーセンラー悪い: 血統(この距離は苦手) 409走ぶん
ラケマーダアメリカンペイトリオット悪い: 血統(この距離は苦手) 420走ぶん
馬名前走レース前走の着順出走間隔脚質血統(距離)血統(妙味)まとめ
クランフォード↘ やや悪い(関屋記念)↑ 良い(前走2〜3着)→ 平均並み(4〜6週)↗ やや良い(逃げ)↑ 良い(この距離が得意)→ 平均並み良い: 前走2〜3着・血統(この距離が得意)
サイルーン—(しらさぎステークス・例が少ない)↘ やや悪い(前走6着以下)↗ やや良い(7〜12週)→ 平均並み(差し)↑ 良い(この距離が得意)↑ 良い(回収率80.0%)良い: 血統(この距離が得意)・血統(回収率)
ディールメーカー—(ラジオNIKKEI賞・例が少ない)↑ 良い(前走2〜3着)↗ やや良い(7〜12週)↗ やや良い(逃げ)↑ 良い(この距離が得意)→ 平均並み良い: 前走2〜3着・血統(この距離が得意)
アルセナール—(谷川岳ステークス・例が少ない)↘ やや悪い(前走6着以下)→ 平均並み(13週以上)↘ やや悪い(先行)↑ 良い(この距離が得意)→ 平均並み良い: 血統(この距離が得意)
ブラウンラチェット—(府中牝馬ステークス・例が少ない)↘ やや悪い(前走6着以下)↗ やや良い(7〜12週)↘ やや悪い(先行)→ 平均並み↑ 良い(回収率94.6%)良い: 血統(回収率)
ヴァルキリーバース—(府中牝馬ステークス・例が少ない)↘ やや悪い(前走6着以下)↗ やや良い(7〜12週)→ 平均並み(差し)↑ 良い(この距離が得意)→ 平均並み良い: 血統(この距離が得意)
エコロブルーム—(安土城ステークス・例が少ない)→ 平均並み(前走1着)→ 平均並み(13週以上)↘ やや悪い(先行)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
クルゼイロドスル—(朱鷺ステークス・例が少ない)↘ やや悪い(前走6着以下)↘ やや悪い(3週以内)→ 平均並み(差し)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
ピコローズ—(新潟日報賞・例が少ない)→ 平均並み(前走1着)→ 平均並み(4〜6週)→ 平均並み(差し)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
ファンダム—(しらさぎステークス・例が少ない)↘ やや悪い(前走4〜5着)↗ やや良い(7〜12週)↘ やや悪い(先行)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
フォルテアンジェロ—(東京優駿・例が少ない)↘ やや悪い(前走6着以下)→ 平均並み(13週以上)→ 平均並み(差し)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
ミナデオロ↗ やや良い(中京記念)↘ やや悪い(前走4〜5着)↘ やや悪い(3週以内)↘ やや悪い(先行)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
ムイ—(安土城ステークス・例が少ない)↘ やや悪い(前走6着以下)→ 平均並み(13週以上)→ 平均並み(追込)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
メタルスピード↘ やや悪い(関屋記念)↘ やや悪い(前走6着以下)→ 平均並み(4〜6週)↗ やや良い(逃げ)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
リラボニート↗ やや良い(クイーンステークス)↘ やや悪い(前走6着以下)→ 平均並み(4〜6週)↘ やや悪い(先行)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
レザベーション↗ やや良い(NHKマイルカップ)↘ やや悪い(前走6着以下)→ 平均並み(13週以上)↗ やや良い(逃げ)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
テレサ—(府中牝馬ステークス・例が少ない)↘ やや悪い(前走6着以下)↗ やや良い(7〜12週)↗ やや良い(逃げ)↓ 悪い(この距離は苦手)→ 平均並み悪い: 血統(この距離は苦手)
ドロップオブライト↘ やや悪い(関屋記念)↘ やや悪い(前走6着以下)→ 平均並み(4〜6週)→ 平均並み(差し)↓ 悪い(この距離は苦手)→ 平均並み悪い: 血統(この距離は苦手)
ラケマーダ—(パラダイスステークス・例が少ない)↘ やや悪い(前走6着以下)↗ やや良い(7〜12週)→ 平均並み(差し)↓ 悪い(この距離は苦手)→ 平均並み悪い: 血統(この距離は苦手)

↑↓ は、たまたまでは説明しにくい差が出た区分です。↗↘→ は差があるとまでは言えない範囲の目安で、「—」は過去に例が少なく比べられないという意味です。

結局どう読むか

過去に良かった区分に最も多く当てはまるのはクランフォード・サイルーン・ディールメーカーの3頭で、いずれも2つです。

  • クランフォードとディールメーカーは、当てはまり方が同じです。前走2〜3着で、父がこの距離帯で高い側に出ている父。
  • サイルーンは別の理由で、父ディープインパクトが距離と回収率の両方で高い側に出ています。ただし前走は6着以下です。

1つだけ当てはまるのはアルセナール・ヴァルキリーバース(血統・距離)とブラウンラチェット(血統・回収率)。逆側に出たのはテレサ・ドロップオブライト・ラケマーダで、いずれも父がこの距離帯で低い側に出ている、という1つの理由です。

同じ馬が複数の見方で良い側でも、理由が同じなら別々の根拠ではありません。クランフォードとディールメーカーの2つは、前走の着順と血統という別の軸なので重なっていません。

残る10頭は、どの見方でもはっきりした差が出ていません。差が出なかった馬について「弱い」とは書きません。 過去のデータでは判断材料にならない、というだけです。


最後に

各馬の勝率と期待値は、前日のオッズが出てから計算してWebアプリに掲載します。この記事は、その前段として「このレースで言われてきたことが本当か」を確かめるためのものです。

たまたま出た差を「傾向」と書かないために、判定は統計の検定を通したものだけに限っています。

この記事の集計は、JRA全レースの勝率・複勝率・適正オッズ・期待値を毎週計算しているデータをもとにしています。自分の予想や印と重ねて、買う条件と見送る条件を検証したい方は、15日間の無料トライアルがあります。

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