2026年10月4日(日)東京11R・芝1800m。この記事は9月28日時点の登録馬を対象に、毎日王冠と東京芝1800mで語られてきた傾向がデータで支持されるかを確かめたものです。予想ではありません。
数字にはすべて「何頭ぶんの話か」を添えています。頭数が少ない数字は、たまたまでも簡単に動くからです。
毎日王冠の過去の決着傾向とコース傾向の検証は 毎日王冠のデータ にまとめています。
この記事では「◯倍」という言い方をよく使います。比べる相手を1.0としたときの比率のことで、0.36倍なら3分の1ほど、1.03倍ならほぼ同じ、2.23倍なら2倍あまり高い、という意味です。差の大きさを「何ポイント低い」で比べると、もともとの割合が違う区分どうしで大小が逆転するため、このサイトでは倍率で揃えています。
先に結論

- このレースで効いていたのは、前走の中身でした。 毎日王冠の過去12回で、前走2〜3着は3着以内率45.8%(24頭ぶん)で、同じレースに出ていた残りの馬20.5%の2.23倍と高い側。前走6着以下は12.9%(70頭ぶん)で35.5%の0.36倍と、はっきり低い側でした。「前走で大敗した馬は消していい」は、このレースでは支持されました。
- 前走のレース名では、東京優駿(日本ダービー)組だけが高い側に出ました。 過去9頭中5頭が3着以内(55.6%)で、残りの馬は22.6%。今年の登録馬で前走が東京優駿なのはリアライズシリウス1頭です。
- コースの側では、4枠と1〜3番人気が高い側に出ました。 東京芝1800mの4枠は複勝率24.5%(891頭ぶん)で全国の同じコース型21.5%の1.14倍(1割あまり高い)、1〜3番人気は58.5%(1720頭ぶん)で55.7%の1.05倍(わずかに高い)。⚠ 上の2つとは比べている集団が違います(同じレースに出ていた残りの馬 / 全国の同じコース型)。軸をまたいで大小を比べないでください。
- 残りは、支持されませんでした。 休み明けは走らない・内枠が有利・外枠は不利・前走を勝ってきた馬が強い・追い込みは届かない。いずれも確かめられていません。
ここで使っている勝率・期待値は、JRA全レース分を毎週計算して公開しています。
1. はっきり差が出た軸
前走の着順 — 2〜3着が高く、6着以下が低い
毎日王冠の過去12回で、レースの側で差が出たのは前走の着順と前走のレース名です。前走2〜3着は3着以内率45.8%(24頭ぶん)で、同じレースに出ていた残りの馬20.5%の2.23倍。前走6着以下は12.9%(70頭ぶん)で、残りの馬35.5%の0.36倍でした。前走1着は36.7%(30頭ぶん)で1.7倍、前走4〜5着は22.7%(22頭ぶん)で0.91倍と、どちらも差は出ていません。
この軸は前走のレース名や出走間隔と違い、どのレースから来たかに依存しません。格の高いレースで負けてきた馬も、格の低いレースで負けてきた馬も、同じ「6着以下」に入ります。
今年の登録馬で前走2〜3着なのは4頭(アドマイヤクワッズ、サトノシャイニング、レディネス、ダノンエアズロック)です。前走6着以下は10頭(リアライズシリウス、ロングラン、ヴィンセンシオ、シャンパンカラー、ドラゴンブースト、ホウオウビスケッツ、ランスオブカオス、クルゼイロドスル、ビーアストニッシド、レガーロデルシエロ)。登録馬18頭のうち10頭が低い側の区分に入っています。
前走のレース名 — 東京優駿組だけが高い側
前走別で差が出たのは東京優駿だけで、過去9頭中5頭が3着以内(55.6%)、残りの馬は22.6%でした。今年の登録馬で前走が東京優駿なのはリアライズシリウス1頭です。ただしリアライズシリウスの前走は7着なので、上の前走6着以下にも同時に当てはまります。
前走安田記念は過去25頭中10頭が3着以内(40.0%)。率は高く見えますが、残りの馬との差があるとは言えません。今年は4頭(ロングラン、セイウンハーデス、シャンパンカラー、ドラゴンブースト)が安田記念から来ています。前走札幌記念の2頭(ホウオウビスケッツ、レディネス)、前走中京記念の1頭(サトノシャイニング)も、過去の実績では差が出ていません。残る10頭の前走は、過去にこのレースへ来た頭数が少なく、比べる相手が取れませんでした。
枠と人気 — コースの側で高い側に出た区分

東京芝1800mでは、574レース・7484頭ぶんの集計から32件を検定して、差が出たのは2件です。その1つが4枠で、複勝率24.5%(891頭ぶん)、全国の同じコース型21.5%の1.14倍でした。差が出たのは8つの枠のうち4枠だけです。
⚠ 枠順は当日まで決まりません。ここで書いているのは、このコースの過去の傾向です。

もう1つは1〜3番人気で、複勝率58.5%(1720頭ぶん)、全国の同じコース型55.7%の1.05倍と高い側でした。倍率としては小さい差ですが、頭数が多いため、たまたまでは説明しにくい水準に届いています。
⚠ レース単位では話が別です。毎日王冠の過去12回では、人気別の4つの区分すべてで差は確認できていません。上位人気(1〜3番人気)は3着以内率52.8%(36頭ぶん)で1.03倍。この頭数の範囲では、荒れやすい・堅いのどちらとも言えません。
脚質 — どちらの側でも差なし

東京芝1800mでは、脚質による差は確認できませんでした。毎日王冠の過去12回でも、逃げ・先行・差し・追込の4つすべてで差は出ていません。差しは3着以内率17.8%(45頭ぶん)で0.65倍と率だけ見れば低めですが、この頭数では、たまたまの範囲を出ませんでした。
2. よく言われるけれど、確かめられなかったこと
差が出なかったことは「調べていない」という意味ではありません。調べたうえで、たまたまの範囲を出なかった、ということです。
- 「休み明けは走らない」 — 過去12回の13週以上は3着以内率29.8%(94頭ぶん)で、同じレースに出ていた残りの馬15.4%の1.94倍。低い側どころか数字は上でしたが、判定は「差があるとは言えない」です。⚠ ただしこの区分は前走のレースと重なっています(主な前走は安田記念25頭・エプソムカップ13頭)。間隔そのものの効果としては読めません。
- 「内枠が有利」 — 東京芝1800mの1枠は21.5%(764頭ぶん)で0.93倍、2枠は21.4%(799頭ぶん)で0.94倍。どちらも差は出ていません。
- 「外枠は不利」 — 8枠は21.6%(1152頭ぶん)で0.97倍。差は出ていません。
- 「前走を勝ってきた馬が強い」 — 過去12回の前走1着は36.7%(30頭ぶん)で1.7倍。
- 「このコースで追い込みは届かない」 — 東京芝1800mの追込は14.1%(2362頭ぶん)で1.04倍。
- 「追い込みは届かない」(レース単位) — 過去12回の追込は3着以内率22.9%(48頭ぶん)で1.18倍。
前走1着の1.7倍と13週以上の1.94倍は、率だけ見ると「やはり強い」と読めます。それでも判定は「差があるとは言えない」です。30頭ぶん・94頭ぶんでは、この幅の差を確かめるには足りませんでした。この記事で率に必ず頭数を添えているのは、こういう数字を「傾向」と書かないためです。
3. 馬券妙味はあるか
好走率の話と、買って報われるかの話は別です。ここまでは「よく走ってきたか」の話でした。
東京芝1800mの16区分を回収率でも検定して、差が確認できた区分はありませんでした。好走率で高い側に出た4枠と1〜3番人気も、回収率では全国の同じ区分と差が出ていません。よく走る区分が、そのまま買って報われる区分になっているわけではありませんでした。⚠ 判定は全国の同じ区分との比較であって、100%を超えているかどうかではありません。⚠ これは過去の集計であって、将来の的中や利益を示すものではありません。
父単位では、この舞台の平均より高い回収率が2つ出ています。キズナの単複平均95.5%(3528走ぶん)と、ヴィクトワールピサの90.2%(2064走ぶん)です。回収率の「高い」は、この舞台に出た馬全体の単複平均回収率71.6%と比べての話です。控除率があるので平均は100%を下回ります。100%を超えて儲かるという意味ではありません。⚠ 父単位の集計であって、出走する個々の馬の適性を示すものではありません。
4. 血統から見る
父ごとの成績を芝1600〜2000mで見ます(2016年9月28日以降・全国124507走、うち東京は22058走)。この舞台に出た馬全体では3着以内が22.9%、単勝と複勝を1点ずつ買ったときの平均回収率は71.6%でした。
| 父 | 今年の登録馬 | 全国 出走 | 3着内率 | 距離が合うか | 単複平均回収率 | 妙味 | 東京 出走 | 3着内率 | 東京が合うか |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロードカナロア | レガーロデルシエロ | 3954 | 29.2% | ↓ この距離は苦手 | 72.9% | — 差なし | 777 | 33.3% | — 他場と変わらない |
| キズナ | サトノシャイニング | 3528 | 30.0% | — 他の距離と変わらない | 95.5% | ↑ 回収率が高い | 492 | 35.0% | — 他場と変わらない |
| ドゥラメンテ | シャンパンカラー | 2553 | 29.6% | — 他の距離と変わらない | 74.0% | — 差なし | 491 | 30.1% | — 他場と変わらない |
| モーリス | ダノンエアズロック | 2537 | 28.3% | — 他の距離と変わらない | 76.0% | — 差なし | 459 | 35.1% | ↑ この競馬場が得意 |
| ヴィクトワールピサ | ロングラン | 2064 | 22.5% | — 他の距離と変わらない | 90.2% | ↑ 回収率が高い | 375 | 24.8% | — 他場と変わらない |
| スクリーンヒーロー | ドラゴンブースト | 1816 | 24.8% | — 他の距離と変わらない | 78.4% | — 差なし | 379 | 23.0% | — 他場と変わらない |
| シルバーステート | セイウンハーデス・ランスオブカオス | 1528 | 26.6% | — 他の距離と変わらない | 77.8% | — 差なし | 261 | 22.6% | — 他場と変わらない |
| ディープブリランテ | エルトンバローズ | 1337 | 18.8% | ↓ この距離は苦手 | 74.9% | — 差なし | 265 | 18.1% | — 他場と変わらない |
| リアルスティール | アドマイヤクワッズ・ヴィンセンシオ | 1081 | 29.1% | ↑ この距離が得意 | 87.0% | — 差なし | 185 | 38.4% | — 他場と変わらない |
| サートゥルナーリア | レイニング | 770 | 29.9% | — 他の距離と変わらない | 83.9% | — 差なし | 130 | 35.4% | — 他場と変わらない |
| スワーヴリチャード | レディネス | 633 | 26.5% | ↑ この距離が得意 | 68.5% | — 差なし | 121 | 32.2% | — 他場と変わらない |
| アメリカンペイトリオット | ビーアストニッシド | 399 | 15.5% | ↓ この距離は苦手 | 71.2% | — 差なし | 50 | 6.0% | — 他場と変わらない |
| マインドユアビスケッツ | ホウオウビスケッツ | 284 | 17.3% | — 他の距離と変わらない | 98.5% | — 差なし | 34 | 23.5% | — 他場と変わらない |
| ファインニードル | クルゼイロドスル | 187 | 19.8% | ↓ この距離は苦手 | 58.7% | — 差なし | 29 | 17.2% | 29走では判定できません |
| シスキン | ライヒスアドラー | 149 | 40.3% | — 他の距離と変わらない | 90.9% | — 差なし | 34 | 32.4% | — 他場と変わらない |
| ポエティックフレア | リアライズシリウス | 114 | 42.1% | ↑ この距離が得意 | 59.3% | — 差なし | 21 | 52.4% | 21走では判定できません |
「距離が合うか」は父の優秀さではなく、同じ父の産駒どうしで、この距離帯と他の距離を比べた結果です。判定は全国の芝1600〜2000mで行っています。東京に絞ると1つの父につき数十走しかなく、ほとんどの父で差を確かめられないためです(東京の欄は参考値)。
- この距離が向いている父: リアルスティール(この距離29.1% / 他の距離26.0%・アドマイヤクワッズ・ヴィンセンシオ)、スワーヴリチャード(この距離26.5% / 他の距離22.6%・レディネス)、ポエティックフレア(この距離42.1% / 他の距離27.0%・リアライズシリウス)
- この距離では落ちる父: ロードカナロア(この距離29.2% / 他の距離31.1%・レガーロデルシエロ)、ディープブリランテ(この距離18.8% / 他の距離23.2%・エルトンバローズ)、アメリカンペイトリオット(この距離15.5% / 他の距離25.1%・ビーアストニッシド)、ファインニードル(この距離19.8% / 他の距離27.1%・クルゼイロドスル)
- 東京で他場と差が出た父: モーリス(東京35.1% / 他場30.6%・ダノンエアズロック)
ロードカナロアは、この距離帯でも3着内率29.2%(3954走ぶん)と数字そのものは低くありません。「苦手」は同じ父の他の距離31.1%と比べての話で、他の父より劣るという意味ではない点に注意してください。⚠ 東京の欄は参考値で、6つの見方の当てはめ(第6節)には使っていません。
5. 今年の登録馬
18頭が登録しています(出走馬はまだ確定していません)。集計は2026年9月28日より前の出走のみです。
| 馬名 | 父 | 通算 | 前走 | 当コース | 同距離帯 | 重賞 | 主な脚質 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エルトンバローズ | ディープブリランテ | 22戦11好走 | 関屋記念 5着(3人気) | 3戦2好走 | 20戦11好走 | 16戦6好走 | 差し |
| ロングラン | ヴィクトワールピサ | 31戦9好走 | 安田記念 16着(17人気) | 2戦0好走 | 29戦9好走 | 14戦3好走 | 追込 |
| セイウンハーデス | シルバーステート | 19戦7好走 | 安田記念 4着(6人気) | 1戦1好走 | 13戦6好走 | 14戦3好走 | 先行 |
| シャンパンカラー | ドゥラメンテ | 18戦4好走 | 安田記念 12着(11人気) | — | 16戦4好走 | 16戦2好走 | 差し |
| ホウオウビスケッツ | マインドユアビスケッツ | 21戦11好走 | 札幌記念 10着(8人気) | 2戦2好走 | 19戦11好走 | 17戦7好走 | 逃げ |
| ビーアストニッシド | アメリカンペイトリオット | 32戦6好走 | 朱鷺ステークス 13着(18人気) | 2戦1好走 | 23戦5好走 | 15戦3好走 | 逃げ |
| サトノシャイニング | キズナ | 7戦5好走 | 中京記念 3着(1人気) | 2戦2好走 | 6戦5好走 | 6戦4好走 | 差し |
| ランスオブカオス | シルバーステート | 11戦6好走 | 関屋記念 13着(5人気) | — | 9戦4好走 | 8戦4好走 | 先行 |
| ドラゴンブースト | スクリーンヒーロー | 12戦6好走 | 安田記念 8着(13人気) | — | 11戦6好走 | 7戦3好走 | 先行 |
| リアライズシリウス | ポエティックフレア | 6戦4好走 | 東京優駿 7着(2人気) | 1戦1好走 | 5戦4好走 | 5戦3好走 | 逃げ |
| クルゼイロドスル | ファインニードル | 24戦7好走 | 京成杯オータムハンデキャップ 10着(13人気) | 4戦1好走 | 22戦7好走 | 9戦0好走 | 差し |
| レガーロデルシエロ | ロードカナロア | 17戦10好走 | 関越ステークス 12着(3人気) | 3戦2好走 | 17戦10好走 | 4戦1好走 | 差し |
| レディネス | スワーヴリチャード | 9戦4好走 | 札幌記念 3着(10人気) | 2戦1好走 | 8戦4好走 | 3戦1好走 | 先行 |
| ライヒスアドラー | シスキン | 6戦5好走 | 佐渡ステークス 1着(1人気) | 1戦1好走 | 5戦5好走 | 4戦3好走 | 差し |
| ダノンエアズロック | モーリス | 13戦6好走 | ジューンステークス 3着(1人気) | 6戦3好走 | 12戦6好走 | 5戦0好走 | 先行 |
| レイニング | サートゥルナーリア | 9戦5好走 | 関越ステークス 4着(2人気) | 2戦2好走 | 9戦5好走 | — | 差し |
| アドマイヤクワッズ | リアルスティール | 6戦5好走 | NHKマイルカップ 3着(6人気) | — | 6戦5好走 | 5戦4好走 | 差し |
| ヴィンセンシオ | リアルスティール | 7戦3好走 | 小倉日経賞 9着(1人気) | — | 7戦3好走 | 4戦1好走 | 先行 |
「主な脚質」は過去のレースで最も多かった脚質です。当日の展開で変わるため、そのまま当日の脚質になるとは限りません。
6. 6つの見方に当てはめる
このレースでは、出走した馬のうち24.7%が3着以内に入っています。その平均と比べて各馬が当てはまる区分が良かったか悪かったかを、6つの見方で並べました。どの馬が勝つかを予想したものではありません。
まず、6つの見方のどれかに判定が出た馬だけを抜き出します。
| 馬名 | 父 | 過去の傾向との重なり |
|---|---|---|
| アドマイヤクワッズ | リアルスティール | 良い: 前走2〜3着 24頭ぶん・血統(この距離が得意) 1081走ぶん |
| サトノシャイニング | キズナ | 良い: 前走2〜3着 24頭ぶん・血統(回収率) 3528走ぶん |
| レディネス | スワーヴリチャード | 良い: 前走2〜3着 24頭ぶん・血統(この距離が得意) 633走ぶん |
| リアライズシリウス | ポエティックフレア | 良い: 東京優駿 9頭ぶん・血統(この距離が得意) 114走ぶん / 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん |
| ダノンエアズロック | モーリス | 良い: 前走2〜3着 24頭ぶん |
| ロングラン | ヴィクトワールピサ | 良い: 血統(回収率) 2064走ぶん / 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん |
| ヴィンセンシオ | リアルスティール | 良い: 血統(この距離が得意) 1081走ぶん / 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん |
| エルトンバローズ | ディープブリランテ | 悪い: 血統(この距離は苦手) 1337走ぶん |
| シャンパンカラー | ドゥラメンテ | 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん |
| ドラゴンブースト | スクリーンヒーロー | 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん |
| ホウオウビスケッツ | マインドユアビスケッツ | 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん |
| ランスオブカオス | シルバーステート | 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん |
| クルゼイロドスル | ファインニードル | 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん・血統(この距離は苦手) 187走ぶん |
| ビーアストニッシド | アメリカンペイトリオット | 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん・血統(この距離は苦手) 399走ぶん |
| レガーロデルシエロ | ロードカナロア | 悪い: 前走6着以下 70頭ぶん・血統(この距離は苦手) 3954走ぶん |
「◯頭ぶん」はレース史の出走頭数、「◯走ぶん」はその父の産駒の出走数です。件数が少ない判定は、たまたまでも動きます。ここに出ていない3頭は、どの見方でも判定が出ていません。全体は次の表のとおりです。
| 馬名 | 前走レース | 前走の着順 | 出走間隔 | 脚質 | 血統(距離) | 血統(妙味) | まとめ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アドマイヤクワッズ | —(NHKマイルカップ・例が少ない) | ↑ 良い(前走2〜3着) | ↗ やや良い(13週以上) | ↘ やや悪い(差し) | ↑ 良い(この距離が得意) | → 平均並み | 良い: 前走2〜3着・血統(この距離が得意) |
| サトノシャイニング | ↘ やや悪い(中京記念) | ↑ 良い(前走2〜3着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↘ やや悪い(差し) | → 平均並み | ↑ 良い(回収率95.5%) | 良い: 前走2〜3着・血統(回収率) |
| レディネス | ↗ やや良い(札幌記念) | ↑ 良い(前走2〜3着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↗ やや良い(先行) | ↑ 良い(この距離が得意) | → 平均並み | 良い: 前走2〜3着・血統(この距離が得意) |
| リアライズシリウス | ↑ 良い(東京優駿) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↗ やや良い(13週以上) | → 平均並み(逃げ) | ↑ 良い(この距離が得意) | → 平均並み | 良い: 東京優駿・血統(この距離が得意) / 悪い: 前走6着以下 |
| ダノンエアズロック | —(ジューンステークス・例が少ない) | ↑ 良い(前走2〜3着) | ↗ やや良い(13週以上) | ↗ やや良い(先行) | → 平均並み | → 平均並み | 良い: 前走2〜3着 |
| ロングラン | ↗ やや良い(安田記念) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↗ やや良い(13週以上) | ↗ やや良い(追込) | → 平均並み | ↑ 良い(回収率90.2%) | 良い: 血統(回収率) / 悪い: 前走6着以下 |
| ヴィンセンシオ | —(小倉日経賞・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↗ やや良い(13週以上) | ↗ やや良い(先行) | ↑ 良い(この距離が得意) | → 平均並み | 良い: 血統(この距離が得意) / 悪い: 前走6着以下 |
| セイウンハーデス | ↗ やや良い(安田記念) | → 平均並み(前走4〜5着) | ↗ やや良い(13週以上) | ↗ やや良い(先行) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| ライヒスアドラー | —(佐渡ステークス・例が少ない) | ↗ やや良い(前走1着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↘ やや悪い(差し) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| レイニング | —(関越ステークス・例が少ない) | → 平均並み(前走4〜5着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↘ やや悪い(差し) | → 平均並み | → 平均並み | はっきりした差なし |
| エルトンバローズ | —(関屋記念・例が少ない) | → 平均並み(前走4〜5着) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↘ やや悪い(差し) | ↓ 悪い(この距離は苦手) | → 平均並み | 悪い: 血統(この距離は苦手) |
| シャンパンカラー | ↗ やや良い(安田記念) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↗ やや良い(13週以上) | ↘ やや悪い(差し) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| ドラゴンブースト | ↗ やや良い(安田記念) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↗ やや良い(13週以上) | ↗ やや良い(先行) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| ホウオウビスケッツ | ↗ やや良い(札幌記念) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(7〜12週) | → 平均並み(逃げ) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| ランスオブカオス | —(関屋記念・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↗ やや良い(先行) | → 平均並み | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下 |
| クルゼイロドスル | —(京成杯オータムハンデキャップ・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(4〜6週) | ↘ やや悪い(差し) | ↓ 悪い(この距離は苦手) | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下・血統(この距離は苦手) |
| ビーアストニッシド | —(朱鷺ステークス・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(7〜12週) | → 平均並み(逃げ) | ↓ 悪い(この距離は苦手) | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下・血統(この距離は苦手) |
| レガーロデルシエロ | —(関越ステークス・例が少ない) | ↓ 悪い(前走6着以下) | ↘ やや悪い(7〜12週) | ↘ やや悪い(差し) | ↓ 悪い(この距離は苦手) | → 平均並み | 悪い: 前走6着以下・血統(この距離は苦手) |
↑↓ は、たまたまでは説明しにくい差が出た区分です。↗↘→ は差があるとまでは言えない範囲の目安で、「—」は過去に例が少なく比べられないという意味です。
結局どう見るか
過去に成績が良かった区分に最も多く当てはまるのはアドマイヤクワッズ・サトノシャイニング・レディネス・リアライズシリウスの4頭で、いずれも2つずつです。アドマイヤクワッズとレディネスは前走2〜3着と父の距離適性、サトノシャイニングは前走2〜3着と父キズナの回収率です。回収率は好走率とは別の軸なので、同じ「良い」でも中身が違います。
リアライズシリウスは判定が両側に出ています。前走東京優駿(9頭ぶん)と父の距離適性で良い側、前走7着のため前走6着以下(70頭ぶん)で悪い側です。見方によって評価が割れる馬として、割れたまま書いておきます。ロングランとヴィンセンシオも、父の判定で良い側、前走6着以下で悪い側と、両側に出ています。
前走6着以下は、登録馬18頭のうち10頭が当てはまる区分です。このレースで事前に効いた軸は前走の着順が中心で、前走のレース名は東京優駿の1頭にしか効かず、出走間隔と脚質はどの区分でも差が出ませんでした。コースの側で見つかった4枠と1〜3番人気の差は、当日の枠順とオッズが出るまで各馬に割り当てられません。
残る3頭(セイウンハーデス、ライヒスアドラー、レイニング)は、どの見方でもはっきりした差が出ていません。差が出ないことは、弱いという意味ではありません。 過去のデータでは判断材料にならない、というだけです。
最後に
各馬の勝率と期待値は、前日のオッズが出てから計算してWebアプリに掲載します。この記事は、その前段として「このレースで言われてきたことが本当か」を確かめるためのものです。
たまたま出た差を「傾向」と書かないために、判定は統計の検定を通したものだけに限っています。差が出なかった区分を含む全区分の成績は 東京芝1800m のコース傾向データ に掲載しています。
この記事の集計は、JRA全レースの勝率・複勝率・適正オッズ・期待値を毎週計算しているデータをもとにしています。自分の予想や印と重ねて、買う条件と見送る条件を検証したい方は、15日間の無料トライアルがあります。