みやこステークス2026|過去データを統計検証、本当に意味があった傾向は?

2026年11月8日(日)京都11R・ダート1800m。この記事は11月2日時点の登録馬を対象に、京都ダート1800mとみやこステークスで語られてきた傾向がデータで支持されるかを確かめたものです。予想ではありません。

数字にはすべて「何頭ぶんの話か」を添えています。頭数が少ない数字は、たまたまでも簡単に動くからです。

みやこステークスの過去の決着傾向とコース傾向の検証は みやこステークスのデータ にまとめています。


この記事では「◯倍」という言い方をよく使います。比べる相手を1.0としたときの比率のことで、1.13倍なら1割ほど高い、0.24倍なら4分の1ほど、1.01倍ならほぼ同じ、という意味です。差の大きさを「何ポイント低い」で比べると、もともとの割合が違う区分どうしで大小が逆転するため、このサイトでは倍率で揃えています。


先に結論

みやこステークス2026で差が出たファクターの要約
みやこステークス2026で差が出たファクターの要約
  • 「このコースで追い込みは届かない」は逆でした。 京都ダート1800mの追込の複勝率は14.0%(3812頭ぶん)で、全国の同型コースの追込12.4%の1.13倍(1割ほど高い)です。
  • 「内枠が有利」は支持されました。 1枠は23.2%(1157頭ぶん)で全国の同じ枠20.5%の1.13倍、2枠は23.3%(1236頭ぶん)で20.6%の1.13倍。4枠も23.7%(1408頭ぶん)で21.3%の1.11倍と、高い側に出ています。
  • 前走で6着以下だった馬は、このレースで苦戦してきました。 3着内率6.8%(44頭ぶん)で、同じレースに出ていた残りの馬28.4%の0.24倍(4分の1ほど)です。
  • 「外枠は不利」「休み明けは走らない」「前走を勝ってきた馬が強い」は、いずれも支持されませんでした。数字の向きは別として、この頭数では、たまたまの範囲を出ていません。

⚠ 枠順は木曜まで決まらず、脚質は当日の展開で変わります。ここで書いているのは、このコースとレースの過去の傾向です。⚠ 好走率の判定は、比べている相手が区分ごとに違います。軸をまたいで倍率の大小を比べないでください。


ここで使っている勝率・期待値は、JRA全レース分を毎週計算して公開しています。

1. コースで差が出た軸

京都ダート1800mでは、884レース・11563頭ぶんの集計から32件を検定して、差が確認できたのは7件です。好走率で見た脚質・枠順・人気の16区分で4区分、回収率で見た16区分で3区分でした。

京都ダート1800m 脚質別の成績
京都ダート1800m 脚質別の成績

追込 — 「届かない」どころか全国より上

追込の複勝率は14.0%(3812頭ぶん)で、全国の同型コースの追込12.4%の1.13倍でした。脚質で差が出たのは追込だけです。比べている相手は全国の追込なので、「追込が一番走る」ではなく「全国の追込と比べると届いている」と読んでください。

今年の登録馬で、過去に最も多かった脚質が追込なのは ヴァルツァーシャル・サイモンザナドゥ・マイノワール・ラムジェット の4頭です。ただし脚質は当日の展開で変わるので、そのまま当日の位置取りになるとは限りません。

京都ダート1800m 枠順別の成績
京都ダート1800m 枠順別の成績

1枠・2枠・4枠 — 全国の同じ枠より高い

1枠23.2%(1157頭ぶん)、2枠23.3%(1236頭ぶん)、4枠23.7%(1408頭ぶん)が、それぞれ全国の同じ枠より高い側に出ました。間の3枠は、好走率では差が出ておらず、回収率の方で差が出ています(4の節)。


2. みやこステークス自身の傾向 — 前走の着順

過去8回(2014〜2025年)、延べ118頭の集計です。2020〜2022年は阪神ダート1800mで行われたため除いています。

区分頭数3着内3着内率基準倍率評価
前走1着34823.5%19.0%1.24倍— 差なし
前走2〜3着24937.5%16.0%2.34倍↑ 高い
前走4〜5着16425.0%19.6%1.28倍— 差なし
前走6着以下4436.8%28.4%0.24倍↓ 低い

「基準」は同じレースに出ていた残りの馬の3着内率です。

前走の着順は、前走のレース名や出走間隔と違って、どのレースから来たかに依存しません。前走2〜3着が37.5%(24頭ぶん)で残りの馬の2.34倍(2倍あまり)と高く、前走6着以下が低い側に出ました。一方で前走1着は23.5%(34頭ぶん)で1.24倍にとどまり、差とまでは言えません。

今年の登録馬では、前走2〜3着がマイノワール・レッドプロフェシーの2頭、前走6着以下がパシアンジャン・シゲルショウグン・シリウスコルト・ラムジェット・レアンダー・サイモンザナドゥ・ルシュヴァルドール・レヴォントゥレットの8頭です。

前走のレース — オープン特別が高い

前走オープン特別は3着内率31.6%(38頭ぶん)で、残りの馬15.0%より高い側に出ました。ただし今年の登録馬は、前走レースの見方ではいずれもレース名ごとの区分に振り分けられていて、この「オープン特別」の区分に当てはめた馬はいません(6つの見方の表を参照)。今年のレースを直接読む材料にはしていません。

前走シリウスステークスの登録馬は4頭(ヴァルツァーシャル、サイモンザナドゥ、マイノワール、ラムジェット)。このレースの過去19頭中3頭が3着以内(15.8%)で、残りの馬との差があるとは言えません。

みやこステークス 人気別の成績
みやこステークス 人気別の成績

人気別では差が出た区分はありません。上位人気(1〜3番人気)の3着内率は37.5%(24頭ぶん)で、頭数の構成を合わせた全国の同型重賞の基準50.3%の0.75倍。この頭数の範囲では、荒れやすい・堅いのどちらとも言えません。


3. よく言われるけれど、確かめられなかったこと

差が出なかったことは「調べていない」という意味ではありません。調べたうえで、たまたまの範囲を出なかった、ということです。

  • 「外枠は不利」 — 京都ダート1800mの8枠は複勝率23.1%(1696頭ぶん)で、比較相手22.8%の1.01倍(ほぼ同じ)。
  • 「追い込みは届かない」(レース単位) — みやこステークスの過去8回の追込は17.5%(40頭ぶん)で、12.9%の1.36倍。向きはコースと同じく高い側ですが、40頭ぶんでは差とまでは言えません。
  • 「前走を勝ってきた馬が強い」 — 前走1着は23.5%(34頭ぶん)で、残りの馬19.0%の1.24倍。差とまでは言えません。
  • 「休み明けは走らない」 — 前走から13週以上あいた馬は17.8%(45頭ぶん)で、残りの馬21.9%の0.81倍。差とまでは言えません。⚠ ただしこの区分は前走のレースと重なっています(13週以上の主な前走は平安ステークス9頭・エルムステークス8頭)。間隔そのものの効果としては読めません。

全区分の成績は 京都ダート1800m のコース傾向データ に掲載しています。


4. 馬券妙味はあるか

好走率の話と、買って報われるかの話は別です。ここまでは「よく走ってきたか」の話でした。

回収率でも京都ダート1800mの16区分を検定して、差が確認できたのは3区分です。いずれも枠順でした。

  • 3枠:単複平均100.5%(1326頭ぶん)、全国の同型コースの3枠66.5% — 全国より高い
  • 5枠:単複平均65.2%(1507頭ぶん)、全国の同型コースの5枠80.8% — 全国より低い
  • 6枠:単複平均67.1%(1576頭ぶん)、全国の同型コースの6枠78.9% — 全国より低い

3枠は好走率では全国と差が出ていないのに、回収率だけが高い側です。反対に1枠・2枠・4枠は好走率で高い側に出ましたが、回収率では差が出ていません。よく走るかどうかと、買って報われるかどうかは、別々に動きます。

⚠ 判定は全国の同じ区分との比較であって、100%を超えているかどうかではありません。控除率があるので平均は100%を下回り、ダート1600〜2000mに出た馬全体の単複平均回収率は74.7%でした。100%を超えて儲かるという意味ではありません。⚠ これは過去の集計であって、将来の的中や利益を示すものではありません。


5. 血統から見る

父ごとの成績をダート1600〜2000mで見ます(2016年11月2日以降・全国119130走、うち京都は14115走)。この舞台に出た馬全体では3着以内が21.9%、単勝と複勝を1点ずつ買ったときの平均回収率は74.7%でした。

父今年の登録馬全国 出走3着内率距離が合うか単複平均回収率妙味京都 出走3着内率京都が合うか
ルーラーシップレッドプロフェシー291921.3%— 他の距離と変わらない74.7%— 差なし28423.9%— 他場と変わらない
シニスターミニスターパシアンジャン246428.3%— 他の距離と変わらない102.5%↑ 回収率が高い34029.7%— 他場と変わらない
ロードカナロアレヴォントゥレット198022.4%↓ この距離は苦手71.3%— 差なし17223.3%— 他場と変わらない
ドレフォンテスティモーネ196828.0%— 他の距離と変わらない79.9%— 差なし23327.9%— 他場と変わらない
オルフェーヴルショウナンバンライ189624.7%↑ この距離が得意83.3%— 差なし20324.6%— 他場と変わらない
マジェスティックウォリアーバスタードサフラン・ラムジェット178023.6%— 他の距離と変わらない82.1%— 差なし24324.3%— 他場と変わらない
リオンディーズロードクロンヌ106522.0%— 他の距離と変わらない67.9%— 差なし9825.5%— 他場と変わらない
マインドユアビスケッツマイノワール98922.9%— 他の距離と変わらない94.0%— 差なし12922.5%— 他場と変わらない
ルヴァンスレーヴトリポリタニア85834.8%↑ この距離が得意89.1%↑ 回収率が高い16238.3%— 他場と変わらない
マクフィシリウスコルト・ヴァルツァーシャル85620.4%— 他の距離と変わらない76.1%— 差なし8217.1%— 他場と変わらない
リアルスティールルシュヴァルドール80624.6%↓ この距離は苦手75.8%— 差なし16222.2%— 他場と変わらない
アジアエクスプレスサイモンザナドゥ80019.8%↓ この距離は苦手69.5%— 差なし6615.2%— 他場と変わらない
モーリスシゲルショウグン78022.7%— 他の距離と変わらない65.3%— 差なし9126.4%— 他場と変わらない
レイデオロムルソー48825.6%↑ この距離が得意57.1%↓ 回収率が低い7326.0%— 他場と変わらない
シルバーステートレアンダー44418.0%— 他の距離と変わらない92.5%— 差なし5817.2%— 他場と変わらない
ジャスティファイハグ14432.6%— 他の距離と変わらない103.7%— 差なし2227.3%22走では判定できません
グレーターロンドンビービークローサー7724.7%— 他の距離と変わらない113.9%— 差なし1241.7%12走では判定できません

判定は全国のダート1600〜2000mで行っています。京都に絞ると1つの父につき数十走しかなく、ほとんどの父で差を確かめられないためです(京都の欄は参考値)。「距離が合うか」は父の優秀さではなく、同じ父の産駒どうしで、この距離帯と他の距離を比べた結果です。「妙味」は単勝と複勝を1点ずつ買ったときの平均回収率が、この舞台の平均(74.7%)より高いかどうかです。

  • この距離が向いている父: オルフェーヴル(この距離24.7% / 他の距離21.3%・ショウナンバンライ)、ルヴァンスレーヴ(この距離34.8% / 他の距離25.1%・トリポリタニア)、レイデオロ(この距離25.6% / 他の距離17.2%・ムルソー)
  • この距離では落ちる父: ロードカナロア(この距離22.4% / 他の距離28.6%・レヴォントゥレット)、リアルスティール(この距離24.6% / 他の距離28.6%・ルシュヴァルドール)、アジアエクスプレス(この距離19.8% / 他の距離24.0%・サイモンザナドゥ)
  • 買って報われてきた父(回収率が平均より高い): シニスターミニスター(単複平均102.5%・パシアンジャン)、ルヴァンスレーヴ(単複平均89.1%・トリポリタニア)
  • 人気のわりに報われていない父(回収率が平均より低い): レイデオロ(単複平均57.1%・ムルソー)
  • 京都に限って判定できたのは15父ですが、いずれも他場と差はありませんでした。血統から「京都が得意」とは言いにくい、というのがこのデータの答えです。

レイデオロは、距離では「この距離が得意」、回収率では「低い」と、2つの見方で向きが割れています。よく走ってきたが、人気になる分だけ報われていない、という読み方になります。


6. 今年の登録馬

19頭が登録しています(出走馬はまだ確定していません)。集計は2026年11月2日より前の出走のみです。

馬名父通算前走当コース同距離帯重賞主な脚質
ヴァルツァーシャルマクフィ28戦14好走シリウスステークス 1着(5人気)1戦0好走23戦11好走10戦3好走追込
サイモンザナドゥアジアエクスプレス31戦15好走シリウスステークス 10着(3人気)10戦5好走30戦15好走7戦2好走追込
テスティモーネドレフォン11戦8好走平城京ステークス 1着(2人気)4戦4好走11戦8好走1戦0好走先行
シゲルショウグンモーリス25戦9好走カノープスステークス 14着(6人気)6戦2好走25戦9好走2戦0好走逃げ
ロードクロンヌリオンディーズ16戦11好走平安ステークス 1着(1人気)2戦2好走16戦11好走7戦6好走逃げ
ムルソーレイデオロ11戦8好走アンタレスステークス 1着(1人気)—11戦8好走2戦1好走逃げ
ラムジェットマジェスティックウォリアー10戦6好走シリウスステークス 7着(1人気)1戦0好走6戦3好走5戦2好走追込
ルシュヴァルドールリアルスティール17戦10好走ブラジルカップ 10着(5人気)6戦4好走16戦10好走3戦2好走差し
トリポリタニアルヴァンスレーヴ12戦7好走名古屋城ステークス 1着(1人気)3戦2好走12戦7好走1戦0好走先行
ビービークローサーグレーターロンドン7戦7好走白川郷ステークス 1着(1人気)1戦1好走5戦5好走—差し
ショウナンバンライオルフェーヴル9戦6好走堺ステークス 1着(1人気)—9戦6好走1戦0好走先行
シリウスコルトマクフィ22戦7好走関屋記念 10着(4人気)—20戦6好走17戦3好走先行
パシアンジャンシニスターミニスター17戦8好走太秦ステークス 6着(4人気)10戦6好走17戦8好走—先行
マイノワールマインドユアビスケッツ20戦9好走シリウスステークス 3着(7人気)1戦1好走15戦8好走1戦1好走追込
レヴォントゥレットロードカナロア18戦8好走カノープスステークス 10着(4人気)2戦0好走13戦6好走4戦1好走逃げ
ハグジャスティファイ14戦5好走ブラジルカップ 4着(10人気)2戦2好走11戦4好走3戦1好走逃げ
レッドプロフェシールーラーシップ26戦10好走ブラジルカップ 2着(4人気)2戦0好走18戦5好走—差し
バスタードサフランマジェスティックウォリアー16戦8好走太秦ステークス 1着(7人気)10戦6好走16戦8好走1戦0好走逃げ
レアンダーシルバーステート19戦3好走太秦ステークス 11着(13人気)5戦1好走13戦3好走—逃げ

「主な脚質」は過去のレースで最も多かった脚質です。当日の展開で変わるため、そのまま当日の脚質になるとは限りません。


7. 注目登録馬 — 6つの見方に当てはめる

このレースでは、出走した馬のうち20.3%が3着以内に入っています。その平均と比べて、各馬が当てはまる区分が良かったか悪かったかを並べました。どの馬が勝つかを予想したものではありません。

馬名父過去の傾向との重なり
トリポリタニアルヴァンスレーヴ良い: 血統(この距離が得意) 858走ぶん・血統(回収率) 858走ぶん
ショウナンバンライオルフェーヴル良い: 血統(この距離が得意) 1896走ぶん
マイノワールマインドユアビスケッツ良い: 前走2〜3着 24頭ぶん
レッドプロフェシールーラーシップ良い: 前走2〜3着 24頭ぶん
パシアンジャンシニスターミニスター良い: 血統(回収率) 2464走ぶん / 悪い: 前走6着以下 44頭ぶん
ムルソーレイデオロ良い: 血統(この距離が得意) 488走ぶん / 悪い: 血統(回収率) 488走ぶん
シゲルショウグンモーリス悪い: 前走6着以下 44頭ぶん
シリウスコルトマクフィ悪い: 前走6着以下 44頭ぶん
ラムジェットマジェスティックウォリアー悪い: 前走6着以下 44頭ぶん
レアンダーシルバーステート悪い: 前走6着以下 44頭ぶん
サイモンザナドゥアジアエクスプレス悪い: 前走6着以下 44頭ぶん・血統(この距離は苦手) 800走ぶん
ルシュヴァルドールリアルスティール悪い: 前走6着以下 44頭ぶん・血統(この距離は苦手) 806走ぶん
レヴォントゥレットロードカナロア悪い: 前走6着以下 44頭ぶん・血統(この距離は苦手) 1980走ぶん

6つの見方すべての内訳は次のとおりです。

馬名前走レース前走の着順出走間隔脚質血統(距離)血統(妙味)まとめ
トリポリタニア—(名古屋城ステークス・例が少ない)↗ やや良い(前走1着)↗ やや良い(7〜12週)↘ やや悪い(先行)↑ 良い(この距離が得意)↑ 良い(回収率89.1%)良い: 血統(この距離が得意)・血統(回収率)
ショウナンバンライ—(堺ステークス・例が少ない)↗ やや良い(前走1着)↘ やや悪い(4〜6週)↘ やや悪い(先行)↑ 良い(この距離が得意)→ 平均並み良い: 血統(この距離が得意)
マイノワール↘ やや悪い(シリウスステークス)↑ 良い(前走2〜3着)↗ やや良い(7〜12週)↗ やや良い(追込)→ 平均並み→ 平均並み良い: 前走2〜3着
レッドプロフェシー—(ブラジルカップ・例が少ない)↑ 良い(前走2〜3着)↗ やや良い(3週以内)↗ やや良い(差し)→ 平均並み→ 平均並み良い: 前走2〜3着
パシアンジャン—(太秦ステークス・例が少ない)↓ 悪い(前走6着以下)↘ やや悪い(4〜6週)↘ やや悪い(先行)→ 平均並み↑ 良い(回収率102.5%)良い: 血統(回収率) / 悪い: 前走6着以下
ムルソー↗ やや良い(アンタレスステークス)↗ やや良い(前走1着)↘ やや悪い(13週以上)↘ やや悪い(逃げ)↑ 良い(この距離が得意)↓ 悪い(回収率57.1%)良い: 血統(この距離が得意) / 悪い: 血統(回収率)
テスティモーネ—(平城京ステークス・例が少ない)↗ やや良い(前走1着)↘ やや悪い(13週以上)↘ やや悪い(先行)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
ハグ—(ブラジルカップ・例が少ない)↗ やや良い(前走4〜5着)↗ やや良い(3週以内)↘ やや悪い(逃げ)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
バスタードサフラン—(太秦ステークス・例が少ない)↗ やや良い(前走1着)↘ やや悪い(4〜6週)↘ やや悪い(逃げ)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
ビービークローサー—(白川郷ステークス・例が少ない)↗ やや良い(前走1着)↗ やや良い(7〜12週)↗ やや良い(差し)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
ロードクロンヌ↘ やや悪い(平安ステークス)↗ やや良い(前走1着)↘ やや悪い(13週以上)↘ やや悪い(逃げ)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
ヴァルツァーシャル↘ やや悪い(シリウスステークス)↗ やや良い(前走1着)↗ やや良い(7〜12週)↗ やや良い(追込)→ 平均並み→ 平均並みはっきりした差なし
シゲルショウグン—(カノープスステークス・例が少ない)↓ 悪い(前走6着以下)↗ やや良い(3週以内)↘ やや悪い(逃げ)→ 平均並み→ 平均並み悪い: 前走6着以下
シリウスコルト—(関屋記念・例が少ない)↓ 悪い(前走6着以下)↘ やや悪い(13週以上)↘ やや悪い(先行)→ 平均並み→ 平均並み悪い: 前走6着以下
ラムジェット↘ やや悪い(シリウスステークス)↓ 悪い(前走6着以下)↗ やや良い(7〜12週)↗ やや良い(追込)→ 平均並み→ 平均並み悪い: 前走6着以下
レアンダー—(太秦ステークス・例が少ない)↓ 悪い(前走6着以下)↘ やや悪い(4〜6週)↘ やや悪い(逃げ)→ 平均並み→ 平均並み悪い: 前走6着以下
サイモンザナドゥ↘ やや悪い(シリウスステークス)↓ 悪い(前走6着以下)↗ やや良い(7〜12週)↗ やや良い(追込)↓ 悪い(この距離は苦手)→ 平均並み悪い: 前走6着以下・血統(この距離は苦手)
ルシュヴァルドール—(ブラジルカップ・例が少ない)↓ 悪い(前走6着以下)↗ やや良い(3週以内)↗ やや良い(差し)↓ 悪い(この距離は苦手)→ 平均並み悪い: 前走6着以下・血統(この距離は苦手)
レヴォントゥレット—(カノープスステークス・例が少ない)↓ 悪い(前走6着以下)↗ やや良い(3週以内)↘ やや悪い(逃げ)↓ 悪い(この距離は苦手)→ 平均並み悪い: 前走6着以下・血統(この距離は苦手)

↑↓ は、たまたまでは説明しにくい差が出た区分です。↗↘→ は差があるとまでは言えない範囲の目安で、「—」は過去に例が少なく比べられないという意味です。

結局どう見るか

  • 過去に成績が良かった区分に最も多く当てはまるのは トリポリタニア です。父ルヴァンスレーヴの距離適性と回収率の2つが良い側に出ています。ただしどちらも父の集計で、その馬自身の能力を測ったものではありません。
  • ショウナンバンライ(父の距離適性)、マイノワール・レッドプロフェシー(前走2〜3着)も良い側に当てはまります。
  • 見方によって評価が割れるのが パシアンジャン(父の回収率は良い側・前走6着以下は悪い側)と ムルソー(父の距離適性は良い側・父の回収率は悪い側)です。
  • サイモンザナドゥ・ルシュヴァルドール・レヴォントゥレットは、前走6着以下と父の距離適性の2つが悪い側に出ています。シゲルショウグン・シリウスコルト・ラムジェット・レアンダーは前走6着以下が悪い側です。
  • 残る6頭(テスティモーネ・ハグ・バスタードサフラン・ビービークローサー・ロードクロンヌ・ヴァルツァーシャル)は、どの見方でもはっきりした差が出ていません。差が出ないことは、弱いという意味ではありません。 過去のデータでは判断材料にならなかった、というだけです。

コースの側で効いたのは追込と内寄りの枠です。枠順は木曜に決まるので、1枠・2枠・4枠に入った馬は、その時点でもう一度この記事の表を見直してください。


最後に

各馬の勝率と期待値は、前日のオッズが出てから計算してWebアプリに掲載します。この記事は、その前段として「このレースで言われてきたことが本当か」を確かめるためのものです。

たまたま出た差を「傾向」と書かないために、判定は統計の検定を通したものだけに限っています。差が出なかった区分を含む全区分の成績は 京都ダート1800m のコース傾向データ に掲載しています。

この記事の集計は、JRA全レースの勝率・複勝率・適正オッズ・期待値を毎週計算しているデータをもとにしています。自分の予想や印と重ねて、買う条件と見送る条件を検証したい方は、15日間の無料トライアルがあります。

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